100円ショップの「防犯ブザー」で行う防犯対策

実際に100均で購入した「防犯ブザー」を使って、防犯対策を実践してみます。下記に、使用方法、手順とその感想をまとめました。

窓用防犯ブザーとは

防犯ブザー 防犯ブザー裏面

主に窓に設置するタイプが多く、窓枠に設置した本体とサッシに設置したマグネット棒が離れると音が鳴る仕組みで、警報装置の代わりになります。主な仕様は下記の通りです。

・引き戸窓に使用するタイプが主流
・ボタン電池式であることが多い
・両面テープで接着するタイプが多い
・90デシベル~のものが多い

<用意するもの>
窓用防犯ブザー、電池、踏み台など

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窓用防犯ブザーの使用方法

1.必要な物を準備し、高い箇所に取り付ける場合は踏み台なども用意する

防犯ブザーを取り出し、本体とパーツを確認します。

防犯ブザー3 防犯ブザー4

2.電池を本体にはめ込み、音が鳴るかどうかを確認する

電池をはめ込み、本体横のスイッチを入れる。スイッチをONにした状態で本体とマグネット棒を引き離して音が鳴るかを確認します。音が鳴るのを確認したら一度スイッチをOFFにしておきましょう。

防犯ブザー5 防犯ブザー7

3.本体とマグネット棒を設置する

本体とマグネット棒の両面シールをはがし、それぞれを窓枠とサッシに設置します。本体とマグネット棒がはがれないようにしっかりと接着させることがポイントです。

 

防犯ブサー8

4.完成

実際に窓を開けて音が鳴るかどうかを試してみましょう。設置位置に問題があったり、微調整は取り付けてから試すとよいでしょう。

防犯ブザーを玄関や勝手口に設置する方法

紐を強く引くと音を出す携帯用の防犯ブザーを利用すると、玄関や勝手口に防犯対策が施せます。ドアが開くと紐が引っ張られる仕組みを作ればよいのです。
普段は携帯して持ち歩き、帰宅したときの置き場所として利用すると効率的です。製品の主な使用は下記の通りです。

防犯ブザー8 防犯ブザー9

・紐を強く引くと音が鳴るタイプ
・ボタン電池式と乾電池式が混在している
・LEDライトが付いているものもある
・8~15cmの大きさが主流
・90デシベル~が多い

では設置してみましょう。

<用意するもの>
携帯用防犯ブザー、電池、踏み台、フック、調整用ヒモ、両面テープなど

使用方法

1.必要な物を準備し、高い箇所に取り付ける場合は踏み台なども用意する

ピンを引き抜く部分のヒモの長さを適宜調整します。ストラップ部分を調整してもかまいません。

2.玄関口と扉にフックを設置する

玄関の扉と壁にフックを両面テープなどで設置します。この時、扉側と壁側のフックの位置を正確にすることがポイントです。

防犯ブザー10

3.フックに防犯ブザーをひっかける

防犯ブザーのストラップ部分とピン部分のヒモをそれぞれフックにひっかけます。防犯ブザーが水平になるように、それぞれのヒモの長さを調整することが大切です。

防犯ブザー11

4.扉を開けてフックが外れるかどうか確認する

扉を開けて、防犯ブザーのピンが外れるかどうかを確認する。どのくらい扉を開けたらピンが外れて音が鳴るのかを確かめましょう。

防犯ブザー12

5.完成

ある程度の扉の開きでピンが外れ、音がしっかりなれば設置完了です。扉の開け閉めの際にフックが外れて防犯ブザーが落ちないように工夫しましょう。

100円の防犯ブザーの効果は?

窓用防犯ブザーは電池をはめ込んで設置するだけなのでとても簡単です。電池切れを起こしたり、接触不良で音が鳴らない可能性があるので、こまめに点検することが大切です。また、両面テープでの接着なので、耐久性は弱いです。

鍵の専門業者の方に意見をうかがったところ、外から見えるような設置の仕方であれば、ガラスを破った後に手を突っ込んでスイッチをオフにしたり、取り外せてしまう恐れがあるとのことです。設置するのであれば1か所だけでなく、窓の上下に設置する、外から見えないようにするなどの工夫が必要でしょう。

玄関、勝手口用は設置にひと手間必要です。護身用に持ち歩いている携帯防犯ブザーの紐を調整しておき、家に帰ってきたらフックにひっかけるということを常習化すると屋内外で使用できて便利です。ただし、電池切れやフックの耐久性に注意が必要です。

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