100円ショップの「ガラス破り防止フィルム」で行う防犯対策

実際に100均で購入した「ガラス破り防止フィルム(防犯フィルム)」を使って、防犯対策を実践してみます。下記に、使用方法、手順とその感想をまとめました。

100円ショップで手に入るガラス破り防止フィルム (防犯フィルム)とは?

ガラス破り防止フィルムガラス破り防止フィルム(裏面)

このグッズはガラス窓にフィルムを張り付ける事で窓を割れにくくし、侵入に時間をかけさせることができます。主に窓や勝手口のガラス面に使用します。100円ショップで販売されているフィルムは下記の仕様であることが多いです。

・透明ガラス専用(凹凸ガラス等、特殊ガラスには使用できないものがほとんど)

1枚入り、約40×30cmサイズが多い

・~188ミクロンの薄さが多い

では、実際に使ってみましょう。窓に貼りつけるために、以下のものを準備します。

用意するもの

ガラス破り防止フィルム、霧吹き、水、中性洗剤、定規、新聞紙など

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防犯フィルを実際に使用してみる

1.必要な物を準備し、床が汚れないように新聞紙などをひく

霧吹きに水を適量入れ、中性洗剤を1.2滴入れておきます。それからフィルムを張る部分の内側の窓ガラスをきれいに拭いた後、フィルムを袋から取り出してシートをはがします。この際、なるべくホコリが付かないよう気を付けましょう。

防止シート

2.フィルムを張る

窓ガラスに霧吹きで水溶水を吹き付け、フィルムにも同様に吹き付けていきます。程よく濡らしたあと、フィルムを窓ガラスの適所に合わせ、空気が入らないようにゆっくりと張り付けていきます。この時、付属のゴムベラを使うと空気が入りづらく張りやすいです。

防犯シート2 防犯シート3

3.気泡を抜いてしっかりと密着させる

フィルムを全体的に張り付けた後、更に密着させるために定規等、硬くて平たいものを使って気泡などを抜いていきます。

防犯シート4 防犯シート5

4.完成

フィルムが窓ガラスにぴったりと密着しているか確認した後、付属のステッカーを張って完成です。

防犯シート6 防犯シート7

100円の防犯フィルムの効果は?

手慣れてくるとスムーズに施工することができます見た目や手間が気になる人、より具体的に防犯対策をしたい人はこちらを参考にしてください。(※参考:防犯ガラスと防犯フィルムその効果と有効性

鍵の専門業者の方に意見をうかがったところ、ガラス破り防止フィルムは、クレセント錠周りや一部にだけフィルムを貼ればいいというものでなく「窓ガラス全体にフィルムを貼らなければ防犯性能は落ちる」とのことです。クレセント錠周りに目が行きがちですが、フィルムを貼っていない所は、簡単にガラスを破ってしまえるからです。

100円ショップで販売されているフィルムはサイズが小さく、窓一面に貼るためには複数枚必要です。また、貼るのにもなかなかコツが必要で、キレイに貼るには、やはり専門業者に一枚物の大きなフィルムを施工してもらうのが確実なよう。100円ショップのフィルムは補助的な利用にとどめるのが良いのではないでしょうか。

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