鍵交換・複製・作業費用の相場まとめ

鍵の交換や合鍵作りなどにかかる費用を見ていきましょう。ただし、ここで紹介するのはあくまでも、おおよその相場です。鍵のトラブルは緊急性が高い場合が多く、深夜や早朝の場合は数千円の別料金や出張費がかかる場合があります。鍵の種類や故障の状況、業者によって料金は異なってきますので、実際の料金は見積もりを取って業者に確認するようにしましょう。

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鍵を交換する

鍵やドアのタイプによって費用は異なります。これから鍵を交換するなら、ぜひ防犯性の高いものを選びたいところです。

玄関の鍵を、ディンプルキーなどCPマークのついているものにする場合、出張・作業費で1~1.5万円、部品代1~3万円は見ておいた方がよいでしょう。ディスクシリンダーキーやピンシリンダーキーであれば、部品代は半額程度になります。これらも業者やエリアによって異なる場合があります。

ホームセンターやネット通販などで部品を買い、自分で取り付けるという場合は、部品代だけで済むのでコストを安く抑えることができます。ただ、鍵は寸法などによって種類が細かく分かれているため、間違えてドアに合わない鍵を選んでしまうことがあります。また、交換時に微妙なズレや隙間に気付かずにそのまま取り付けてしまうと、後々新たなトラブルが起こる可能性も高いです。

基本的には、在庫を豊富に持ち、施工技術が確かな鍵の専門業者に交換してもらうのがベストです。業者に依頼した場合の交換作業そのものは、簡単なものなら30分もあれば終わります。

鍵修理(入らない、回らない、折れたなど)

合鍵の合鍵を使っていたり、何年も同じ鍵を使っていたりすると、ある日突然鍵が鍵穴に入らなくなったり、回らなくなってしまったりといったトラブルが起こることがあります。鍵が抜けなくなったり、無理やり使っているうちに鍵が折れてしまったりというケースもあります。

原因は経年劣化のほかに、鍵穴の中にホコリやゴミが付着してしまったことなどが考えられます。シリンダーを取り外して分解し、中のゴミを取り出すという作業が必要になります。

修理の場合は交換より安くなる場合が多く、業者の出張費は8,000円~のところが多いです。ただし、トラブルの深刻度によっては鍵を交換することになることもあります。日ごろから鍵穴専用の潤滑油をさすなど、定期的にメンテナンスや鍵のチェックをしておくとよいでしょう。

鍵穴からの鍵作成

鍵をなくしてしまったり、折ってしまった場合、鍵穴から新しく鍵を作ってもらうことができます。ディスクやピンシリンダーキーなら1万円~、ディンプルキーなどの場合は1万5,000円~ぐらいが目安です。車のイモビライザー(キーレスシステムのキー)を作ってもらえる店もありますが、取扱店舗は少な目です。

鍵をなくした場合は、防犯上、鍵を交換することも視野に入れておきましょう。鍵の複製や交換の際に、ストーカー対策などの関係で、身分証明書が必要になることもあります。

合鍵の作成(鍵の複製)

合鍵の作製費用はディスクやピンシリンダーキーなら500~1,000円、ディンプルキーなどの防犯鍵は2,000~4,000円程度と、鍵の種類によって幅があります。だいたいの相場は以下のようなものです。

鍵の種類 費用相場
ディスクシリンダー、ピンシリンダー 5001,000
ロータリーシリンダー 5001,000
ディンプルキー 2,000円~4,000

折れたり曲がったりした鍵からの合鍵を受け付けている店もありますが、その場合は別料金がかかると考えておきましょう。また、鍵の種類によっては、街中にある簡易的な店舗などでは対応できないこともあります。

鍵開け(開錠、閉じ込み)

鍵をなくしてしまったけれどすぐに施錠、開錠してほしいという場合や、車に鍵を閉じ込めてしまったという場合は、鍵の業者に鍵開けを依頼します。玄関の鍵ならば、おおよそ5,000~1万円で開けてもらうことができます。防犯鍵や特殊な鍵を使用している場合は費用が割高になります。

車に鍵を閉じ込めてしまった時、国産車の場合は5,000~1万円、外車の場合は1万5,000~4万円程度になります。さらに高速道路上であれば、作業費以外に別途高速料金が加算されます。

費用相場まとめ

作業用途 作業費用・出張費用 部品代・別途料金
鍵交換 11.5万円 13万円
鍵修理 8000円~ 1万円~
鍵作成 13万円 業者に確認
合鍵複製 500円~5,000 破損状態による
鍵明け(開錠、閉じ込み) 5,000円~5 車種、場所による

鍵の種類や作業内容によって値段は異なってきますので、正確な費用を知りたい場合は、複数の鍵業者に見積もりをとって比較するとよいでしょう。閉じ込みなどの緊急時は見積もりを取っている暇がないでしょうから、普段から優良な鍵業者を見つけておいたり、費用の相場や緊急時の連絡先を把握しておくことが大切です。

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