株式会社クリーンライフ九州様

年に2回の作業でピタっと止めます。ある意味、自分で自分にプレッシャーをかけていますから。

どんな環境でもゴキブリをゼロにするという山下様。
年2回の駆除と保証をつけることで自分にプレッシャーをかけてゼロにすると宣言される
山下様にインタビューいたしました。

目次

飲食店で仕事をしていて現状をみてきました

以前はどんなお仕事を?

株式会社クリーンライフ九州 山下様(以下 山下):飲食店で仕事をしていました。だから飲食店のゴキブリやねずみの状況は昔から知っていたんです。飲食店で働いていた経験から、ゴキブリ自体の生態とかそういうことはそれとなく知っていました。
その経験はいまの駆除の仕事に活きていて、飲食店に駆除に行くとポイントはなんとなくわかりますね。現場の知識と駆除の知識をもって、ここはこういう風におるんかな、というのがわかります。

実際に現場でみかけていたのですね。
山下:親が飲食店をしていて、中学校の時は朝のモーニングは僕1人でさせられたんです。コーヒーとパンを焼いて出していました。昔はゴキブリがいるのは普通でした。駆除する知識がないからゴキブリホイホイを置いておくぐらいで。そういう環境でずっと来ていましたね。

働いていた飲食店さんでは、業者さんとか入ってなかったんですか?
山下:10年くらい前まで飲食関係をしていたのですが、当時はまだそんなに駆除業者を入れるような感じではなかったですね。お店でもゴキブリはいるものだっていうことで容認していたんです。お客様の目の前に出てきたら殺す、お客様もそういう感覚でした。ゴキブリがいない店なんてあるわけないという考えでした。
最近10年ぐらいで100%殺さないといけないみたいな話が出たと思います。大阪や東京は100%というのが前提で来ていて、九州も100%と言いながら、でも無理だろ、ゴキブリはゼロにできないだろうって感覚が結構ありますね。そういう感覚があるので、お客様を一からご説明して一緒にきちんとやれば必ずゼロになるんですよ、というところを伝えるのが今1番苦労しています。

博多は信頼関係が第一!

ずっと博多で生活されていたのですね。
山下:地元ですね。小さいころいたわけではないですけど、今は中州流(※なかすながれ)っていう地域の一員なんですよ。そういう中洲で知り合うのは飲食店が多いです。 九州男児っていうとちょっとカッコいいんですけど、あまりお世辞とか媚を売ったりができなくて「頼むから俺にさせて」って言うことがなかなか博多ではできないですね。そういう博多の風土で、「ゴキブリをゼロにするから仕事をさせて」って言い方がなかなかできないんですよ。

お願いすることがちょっと恥ずかしいというか。
山下:そういう風土にはなりますね。

言う方も言われる方も。「何を言っているの山下さん」みたいな感じになっちゃいますか?
山下:例えばそこまで言わなくてもわかっている、っていうのが博多の感じです。あまり頭を下げると「女じゃあるまいし」って感じです。ただ、やっぱり信頼関係さえあればいつもちゃんと相手のことを考えてくれているし、そこまで言わんでもわかっているから待っといてくれ、というような流れではありますね。

それでご紹介をいただいたり。
山下:そうですね。ほとんどご紹介でお客様が増えています。

お互いの協力関係があって、はじめてゼロになります

お客様から「どういう駆除してくれるの?」って質問があればどうお話していますか?
山下:もちろんお客様とは100%お話しますね。見積もりというか最初に連絡があった時点で行った時に、契約にならなくてもデータとか情報はお渡ししたいと思っています。

どういったデータを?
山下:ゴキブリはどうしたら減るかとか、ここの場合どこがポイントなのかとか。

お客様先のアドバイス?
山下:そうですね、契約以前の問題で、信頼関係という部分ではそこまでしないと信頼も得られないと思うんですね。仕事のやり方も、仕事に対する真摯なところも理解してもらうためには、こういうところですよ、って最初に渡して、他の業者さんと相見積もりしてもらって、どっちを信頼してもらうかを決めていただきます。
自分が逆の立場だと探りを入れられていたら嫌ですからね。こういう仕事をきっちりこうやってします、もしそれがよそより負けていたらうちがあくまでも負けなんでそれは認めます。それを、安く、例えばよそが3万円、うちが2万円にしたとしても100%仕事をしてできてなければ、お客様にとっては結局安くもなんともない。9000円で9割の仕事になってしまっているとしたら、100%の1万円、あと10%1000円払って1万円にしたほうがいいわけです。
ゴキブリの駆除は、100%駆除は無理ではないんですけど、私たちの仕事だけではダメなんですね。お客様がそういう環境を日々どこまで作っていけるか、それに対するアドバイスをしながら駆除をする。そのお互いの協力関係があって、はじめて100%になります。薬撒くだけで消えるっていうことではなく、お客様側もそれ以上増えないような努力をしていただければと思います。

薬だけに頼らないで、ってことですね。
山下:薬はもう、食べた時にしか効かないわけですから、増えないようにする環境さえ作ってしまえば薬が99%、あと環境が1%で100%に確実になっていくわけですね。今後、出てこなくなるっていう環境づくりをちゃんとアドバイスして、それをお客様が100%はなかなか難しいと思うけれども、それをわかりやすくして結果で示せばお客様も納得していただける。

かなり大繁殖していてもピタっと止めることができるのですか?
山下:ある飲食店様で、キッチンから1番遠いお客様の席で出ていました。調べてみるとその下に巣がありました。チャバネゴキブリとクロゴキブリもいたんですよ。そういう巣をきちんと見つけて作業をすれば間違いないです。

そこはどこか業者さんが入ってたんですか?
山下:よその会社が入っていたようですね。実際に現場を見たら前の業者さん、手抜きしていたんです。シンクの裏とか全然、薬を打ってなかったですし。薬がついているところも全くの検討違いでした。キッチンというのは1番のポイントであって、まずはそこを押さえます。中でも大事なところは暖かいところ、隠れやすいところです。ゼロになってなかったと思うんですよ。1年空いただけでここまで増えるってことは巣が残っていたと思うんです。つけないといけないところに薬つけていなかったから結局、巣を逃していたんだと思います。

爆発したわけですね。

「年2回の保証」で結果を出します

保証とかはつけるんですか?
山下:当然それはつけますよ。外部から入ってくるのは別の話なんですけど、基本的に1年目契約で2回しか行かないですからそれで止めます。営業していると「大手さんは月に1回来ます」って言われますね。そっちの方が安心と思っていて、「毎月来てくれるんよ、お宅半年に1回や」って話になってしまうんです。
そういう業者さんって営業中とかに来られて作業するでしょう。それをうちは半年に1回で結果としては同じ、もしくはそれ以上保証します、っていうところをお伝えしたいですね。安心感じゃなくて結果で見ていただきたい。1回来て1時間して帰るんじゃなくて、1回来て3時間4時間かけてやるのでそのかわり半年間は来ませんよ、それぐらい隅々までしていきます。

お客様が半年に1回来るのか毎月来るのかの違いをきちっと聞いていただきたいですね。
山下:毎月の漠然とした安心感を取るのか、ゼロを取るのかですね。施工後1、2週間はちょっと様子を見ていただきますけど1ヶ月後に出たら当然行きますよ。10回でも20回でも行くんだけども、行けばうちは損するわけだから行きたくない。行かないようにするにはなるべく初回で100%止めて結果を出すんですね。だからうちは結果として残すように努力しています。
ただ、博多の人は情が深いですし、今来ている業者の人はなかなか切りにくい。初めての業者は、本当にできるのかって思われるんですね。毎月行く業者は出ても出なくても年12回ですけど、保証をつけてるので再発したら年100回でも行かないとダメじゃないですか。

お客様からしたら止めてもらうのは大事ですからね。
山下:止めていくらだと思うんですね。来ていくらじゃないと思うんですよ。来ていくらやったら、いくら安くても止まらなければ無駄金ですよ。いくら1000円でも2000円でも止まらなければ逆にマイナスですよ。その間作業されて仕込み止めないといけないですし。

ゴキブリが出たらお客様減りますしね。
山下:初めてのお客様に営業かけても「うちはずっとあそこ頼んでいる」というのがまだ博多には多いですね。大阪や東京だと結果が優先だったりするんで、いろんなことがきちっとしています。「できないのであればすぐ代えるよ」というところもきっちりしているんですよ。博多は90%超える結果を残していると、100%じゃなくても「あーちょっと知り合いやけん、ちょっとごめんね」っていうとこが多いのも事実です。自分が逆の立場だとそうなってしまいますもん。長年ずっと付き合っていればね。

なるほど、そこをきちっとお伝えして、本当に困っているお客様とお会いできるといいですね。
山下:結局、ゴキブリってお店の中の巣を全部潰せるかどうかがポイントなんです。年間10万円以下でやろうと思ったら結局毎月の作業って短時間でやらないとできないんです。それを繰り返していたら奥の方のコロニーを逃がしているわけで、逃していてそこから次々と増えてきます。それを繰り返していたら残っているゴキブリがどんどん進化してしまうんで、しまいに使っている薬が効かなくなっちゃいます。
だんだん強い薬に変えていかないといけなくなっちゃうんで、たぶん最終的にはあらゆる薬が効かなくなりますよね。そういうのではなくて、1回の作業に3、4時間かけて徹底的に奥の巣も全部探し出して潰してゼロにしちゃう。ゼロにした状態をずっと維持する。そしたらゴキブリも進化しないわけですし、ずっと永久にゼロの状態が続けるわけです。今出ている薬、業者が使っている薬って半年持続するんですよね。
そんな半年持続する薬を毎月つけるのってまったく無意味な話で、「本当にちゃんとやっているの?」って言いたくなりますよ。逆に言ったらそのような業者さんは自信がないから毎月行くのでしょう。うちは年に2回で止めますって、ある意味、自分で自分にプレッシャーをかけていますから、そこをお客様にご理解してもらえたらと思います。念には念を入れて見ていかないと保証つけている分、結局止まらなかったらまた行かないといけないですから、年12回どころか年100回行かないといけなくなります。下手したら大赤字ですからね。それだけの自信と責任感を持ってやっています。

そういったところをよくご理解いただいて、ご依頼いただきたいですね。
山下:あと他社さんにない特徴は、ゴミの掻き出しを全部最初にするということですね。清掃屋さんじゃないんだからしないという業者さんもいますけど、ゴミの中というのはゴキブリの巣になりますから。まずは巣になりえるような箇所を除去するっていう意味で絶対必要なんですよね。ゴミを厨房機の下に放置したまま周りにどんなに薬をつけても何しても巣を逃していたら結局一緒ですからね。
そこをちゃんとやる業者かどうかを見ていただきたいですね。で、出したゴミはそこに山盛りにして置いて帰ります。そこは見て欲しいんですよ。お客様にこんなんしていたらダメよー、ってちゃんと清掃も一緒にやっていこうねって。協力していただきたい部分でもあるんで。そこはやっぱり言うべきことは言いますし。それは最初に言った環境作りですね、一緒にしていこうっていうことですね。

ゴキブリをゼロにするためお客様と一緒に環境作りが必要ですね。本日はありがとうございました。
終わりに
ゴキブリをゼロにする自信は相当おありなのだろうというのがひしひと感じました。
年2回の作業で保証もつけることもその自信の表れなのだろうと思います。

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