ゴキブリが苦手とするハーブとその育てやすさ、効果、使い方の一覧表

ゴキブリが苦手とするハーブとその育てやすさ、効果の一覧表

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基礎情報 入手関係 栽培関係
名前 科目 写真 香り ゴキブリへの効果 育てやすさ 入手しやすさ 入手方法 価格 生育温度 開花時期 寿命 育て方 注意事項
ニホンハッカ シソ科

清涼感のある香り 5 5 2 500円程度~ 15~25℃ 8~10月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
丈夫で、病害虫の心配もほとんどありません。 -
5 精油(10ml) 1,000円程度~
ペパーミント シソ科 清涼感のある香り 5 5 3 200円程度~ 20~25℃ 7月~9月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
他の植物を侵食する恐れがあるので、土の中に仕切りを作るか、鉢植えで育てましょう。 妊娠中の方・乳幼児・敏感肌の方は、ペパーミントの精油の使用は避けてください。
4 350円程度~
5 精油(10ml) 1,400円程度~
ゼラニウム フウロソウ科 バラに似た香り 5 4 4 300円程度~ 20~25℃ 4月~11月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
多湿を避け、風通しのよい環境で育てましょう。
春先からアブラムシが発生するので、早めに駆除するか、あらかじめ薬剤を散布して予防しましょう。
妊娠中の方・乳幼児・敏感肌の方は、ゼラニウムの精油の使用は避けてください。
5 精油(10ml) 850円程度~
レモン ミカン科 柑橘系のすっぱい香り 5 4 3 3,200円程度~ マイナス3℃以下になると枯れてしまいます。 5月~6月 約30年 アゲハ蝶の幼虫はレモンの葉を食べてしまうので、アゲハ蝶を見かけたら卵や幼虫を探して捕殺しましょう。
またハモグリガはかいよう病の原因になるので、春先から殺虫剤で対処しましょう。
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5 果実(食用1個) 50円程度~
5 精油(10ml) 950円程度~
5 果実(450ml) 450円程度~
キャラウェイ セリ科 甘いスパイシーな香り 5 3 5 200円程度~ 15~20℃ 6月~7月 2年草
(発芽して2年以内に枯れてしまいます。)
根が地中深くまで伸びるので、鉢植えは深めのものを選びましょう。
根は傷みやすいため発芽後に間引きが必要です。
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5 250円程度~
2 精油(10ml) 1,300円程度~
5 スパイス「キャラウェイシード」(ホール14g) 190円程度~
クミン セリ科 スパイス系の刺激臭 5 3 3 250円程度~ 15℃以上 7月~8月 1年草
(発芽して1年以内に枯れてしまいます。)
日当たりと水はけの良い場所で栽培しましょう。
乾燥を嫌うので、水やりを欠かさないでください。
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4 精油(10ml) 650円程度~
5 スパイス「クミンシード」(ホール12g) 190円程度~
セロリ セリ科 クセの強い刺激臭 5 3 5 450円程度~ 15~20℃ 10月~11月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
乾燥すると枯れてしまうので、土が乾く前に水やりをしてください。 -
3 300円程度~
5 葉や茎(食用1本) 180円程度~
ユーカリ ユーカリ科 清涼感のある香り 5 3 2 250円程度~ 20~30℃ 6月~8月 約300年 生育が早く大きく育つので、植える場所を選び摘心も早めに行いましょう。 妊娠中の方・乳幼児は、ユーカリの精油の使用は避けてください。
5 450円程度~
5 精油(10ml) 350円程度~
ニーム センダン科 木材に似た匂い 5 1 3 1,000円程度~ 20℃以上 - 200年以上 日当たりと水はけの良い場所で栽培しましょう。 -
5 1,000円程度~
3 精油 1,200円程度~
アップルミント シソ科 ミントとリンゴを合わせた香り 4 5 5 350円程度~ 20℃前後 6月~8月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
他の植物を侵食する恐れがあるので、土の中に仕切りを作るか、鉢植えで育てましょう。 -
ローズマリー シソ科 清涼感のある香り 4 4 5 250円程度~ 0~25℃ 2月~4月 10年以上 丈夫で、病害虫の心配もほとんどありません。
しかし風通しが悪くなると枯れてしまうため、梅雨には刈り取りが必要です。
敏感肌の方・妊娠中の方・乳幼児・高血圧の方・てんかんの方は、ローズマリーの精油の使用は避けてください。
5 300円程度~
5 精油(10ml) 950円程度~
5 スパイス(ホール5g) 170円程度~
ラベンダー シソ科 芳香剤系の花の香り 4 3 5 250円程度~ 15~20℃ 5月~7月 約10年 高温多湿に弱いため、梅雨には風通しの良い場所で栽培しましょう。
風通しが悪いとウドンコ病にかかるので、発生したらすぐに殺菌剤を撒きましょう。
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5 300円程度~
5 精油(10ml) 650円程度~
ティートゥリー フトモモ科 清涼感のある香り 4 3 3 500円程度~ 暑さには強いですが、厳しい寒さには弱いです。 5月~7月 - 日当たりと水はけの良い場所で栽培しましょう。
乾燥を嫌うので、水やりを欠かさないでください。
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3 540円程度~
4 精油(10ml) 1,300円程度~
クローブ
(チョウジ)
フトモモ科 甘い香り 4 2 2 3,000円程度~ 熱帯産なので、沖縄以外の場所では温室が必要です。 7月~8月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
沖縄以外の地域では、温室でないと越冬できません。 妊娠中の方・乳幼児・敏感肌の方は、クローブの精油の使用は避けてください。
4 精油(10ml) 800円程度~
5 スパイス(ホール11g) 220円程度~
アスナロ ヒノキ科 独特の強い木の香り 4 3 2 500円程度~ 暑さにも寒さにも強い植物です。 3月~5月 約500年 半日陰で湿った場所を好みます。
ハダニが発生しやすいので、見つけ次第駆除しましょう。
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3 精油(5ml) 900円程度~
ヒノキ ヒノキ科 木や葉のにおいが混じりあったような香り 4 3 2 300円程度~ 丈夫で、環境が悪くてもよく育ちます。 3月~5月 1,000年以上 丈夫で、どんな環境でも育ち、病害虫の心配もほとんどありません。 妊娠中の方・乳幼児・敏感肌の方は、ヒノキの精油の使用は避けてください。
2 800円程度~
5 精油(10ml) 1,200円程度~
シナモン クスノキ科 独特な甘い香り 4 2 1 300円程度~ 20~30℃ 5~6月 - 日当たりと水はけの良い場所で栽培しましょう。
寒さに弱いので、秋からは室内で育ててください。
妊娠中の方・乳幼児・敏感肌の方は、シナモンの精油の使用は避けてください。
5 精油(10ml) 650円程度~
5 スパイス(パウダー12g) 160円程度~
レモングラス イネ科 レモンに似た香り 4 4 5 250円程度~ 10℃以上 7月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
日当たりと水はけの良い場所で栽培しましょう。
寒さに弱いので、秋からは室内で育ててください。
妊娠中の方・乳幼児・敏感肌の方は、レモングラスの精油の使用は避けてください。
5 350円程度~
5 精油(10ml) 1,200円程度~
5 スパイス(4g) 330円程度~
ベチバー イネ科 木や葉のにおいが混じりあったような香り 4 3 3 精油(10ml) 1,000円程度~ 20~30℃ 10月~12月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
乾燥を嫌うので、水やりを欠かさないようにしましょう。
寒さに弱いため、秋からは室内で育ててください。
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パルマローザ イネ科 バラに似た香り 3 4 2 380円程度~ 20℃以上 - 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
寒さに弱いので、秋からは室内で育ててください。 妊娠中の方は、パルマローザの精油の使用は避けてください。
4 350円程度~
5 精油(10ml) 700円程度~
シトロネラ イネ科 レモンに似た香り 3 3 2 500円程度~ 10℃以上 7月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
寒さに弱いので、秋からは室内で育ててください。 敏感肌の方は、シトロネラの精油の使用は避けてください。
4 精油(10ml) 600円程度~
オレガノ シソ科 スパイス系の刺激臭 3 5 5 250円程度~ 15~25℃ 6月~9月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
多湿を避け、風通しのよい環境で育てましょう。
春先からアブラムシが発生するので、早めに駆除するか、あらかじめ薬剤を散布して予防しましょう。
妊娠中の方・乳幼児は、オレガノの精油の使用は避けてください。
5 280円程度~
4 精油(30ml) 1,600円程度~
5 スパイス(3g) 150円程度~
シソ シソ科 清涼感のある香り 3 4 5 150円程度~ 20~25℃ 8~9月 1年草
(発芽して1年以内に枯れてしまいます。)
乾燥を嫌うので、水やりを欠かさないようにしましょう。 -
5 200円程度~
5 葉(食用10枚) 100円程度~
5 精油(10ml) 1,000円程度~
セイボリー シソ科 スパイス系の刺激臭 3 4 3 250円程度~ 15~25℃ 7月~9月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
風通しが悪くなると枯れてしまうため、梅雨には刈り取りが必要です。 -
3 300円程度~
2 精油(12ml) 1,800円程度~
5 スパイス(ホール4g) 190円程度~
タイム シソ科 清涼感のある香り 3 4 5 260円程度~ 10~25℃ 5月~7月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
風通しが悪くなると枯れてしまうため、梅雨には刈り取りが必要です。 妊娠中の方・乳幼児・敏感肌の方・高血圧の方は、タイムの精油の使用は避けてください。
5 300円程度~
5 精油(10ml) 800円程度~
5 スパイス(ホール7g) 170円程度~
除虫菊 キク科 蚊取り線香に似た香り 3 2 5 210円程度~ 寒さに強く暑さには弱いです。 4月~6月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
暑さに弱いので、夏は風通しの良い場所で栽培しましょう。 -
サンショウ ミカン科 清涼感のある香り 2 4 3 700円程度~ 15~20℃ 8月~10月 長くて約30年 過湿を嫌うので、水はけの良い場所で栽培しましょう。
一方で乾燥しやすいので、夏の水やりには注意が必要です。
ゴキブリはサンショウの香りを好むので、スパイスとして使用後はきちんと密封してください。
3 スパイス(ホール4g) 330円程度~
ネギ ユリ科 クセの強い刺激臭 1 4 5 200円程度~ 15~20℃ 4月~5月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
湿度に弱いので、通気性の良い場所で栽培しましょう。
ネギアブラムシやネダニなどの害虫を、薬材や防虫ネットで対策しましょう。
ゴキブリはネギの香りを好むので、栽培する場合はゴキブリが嫌うハーブとともに育てましょう。
5 130円程度~
5 葉(食用1束) 150円程度~
ニラ ユリ科 クセの強い刺激臭 1 4 5 250円程度~ 15~25℃ 8月~10月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
病害虫の心配がほとんどなく、育てやすい植物です。
一度植えると数年にわたって収穫できます。
ゴキブリはニラの香りを好むので、調理後はすぐに冷蔵庫に仕舞いましょう。
3 150円程度~
5 葉(食用1束) 120円程度~
ニンニク ユリ科 クセの強い刺激臭 1 3 5 球根(栽培用200g) 600円程度~ 15~20℃ 5月~7月 多年草
(何年にもわたって育ちます。)
病害虫の心配がほとんどなく、育てやすい植物です。 ゴキブリはニンニクの香りを好むので、調理後はすぐに冷蔵庫に仕舞いましょう。
3 200円程度~
5 球根(食用1kg) 1,500円程度~
アニス セリ科 甘くスパイシーな香り 1 3 4 250円程度~ 15~20℃ 6月~8月 1年草
(発芽して1年以内に枯れてしまいます。)
過湿を嫌うので、水はけの良い場所で栽培しましょう。
またアオムシやアブラムシが発生しやすいので、見つけ次第駆除しましょう。
妊娠中の方・ホルモン依存型ガン疾患の方・乳腺症の方は、アニスの精油の使用は避けてください。
また多量に使用すると、血圧低下・呼吸困難・神経麻痺を引き起こす可能性があります。
ゴキブリはアニスの香りを好むので、栽培する場合はゴキブリが嫌うハーブとともに育てましょう。
4 300円程度~
3 精油(3ml) 850円程度~
3 スパイス「アニシード」(12g) 190円程度~
バニラ ラン科 甘い香り 1 1 2 1,500円程度~ 27℃ 4月~6月 - 高温多湿を好むので、暖かい場所で水やりを欠かさずに栽培しましょう。 甘い香りが食欲を沈静化させることがあります。
ゴキブリはバニラの香りを好むので、スパイスとして使用後はきちんと密封してください。
5 精油(3ml) 1,200円程度~
5 スパイス
「バニラビーンズ」(4.6g)
「バニラエッセンス」(30ml)
「バニラオイル」(30ml)
600円程度~
200円程度~
350円程度~

※一般的に精油の方が香りが強いため、ハーブを栽培するよりもゴキブリ対策には効果的です。
※画像の一部はWikipediaを参照しています。
※価格はあくまで参考価格です。特に精油の価格は、ショップや品質によって大きく異なります。
※引用・転載する場合には、出典の表記だけご協力お願いいたします。

ハーブの使い方一覧表

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使用方法
種・苗(栽培) 【庭などで栽培する】
ゴキブリが嫌いな匂いのハーブを栽培しましょう。
ネギ等、ゴキブリが好むものを栽培する場合には、一緒に嫌いなハーブを植えることでゴキブリが寄ってくるのを防ぐことができます。
【鉢植えを置く】
ハーブは屋内で栽培するだけでなく、鉢植えに植えて室内に置くのもゴキブリ対策になります。
【収穫した葉を置く】
収穫したハーブの葉を乾燥させて、キッチンペーパーやティッシュで包み、ゴキブリの出没場所に置きましょう。
精油 【精油を染み込ませたものを置く】
精油を染み込ませたコットンなどをいれたサシェを、ゴキブリの出没場所や侵入経路に置きましょう。
【アロマソルトを置く】
ゴキブリは塩を食べないので、塩に精油を混ぜたものを小皿に載せて、ゴキブリの多そうなキッチン等に置きましょう。
【香りを拡散させる】
ゴキブリが嫌う精油の香りを、アロマデフューザー(精油の香りを拡散させるもの)で部屋中に拡散しましょう。この時、あまり香りが強すぎると気分が悪くなることがあるので、精油の量には注意しましょう。
【ゴキブリ撃退スプレーを作る】
水(50ml)に精油(10~20滴)を加え、よく混ぜて、ゴキブリ撃退スプレーを作りましょう。
これを霧吹きなどに入れて、ゴキブリの出没しそうな場所や侵入経路に吹きかけかけて使用します。
精油は水には溶けず分離するので、使用前によく振るか、無水エタノールを混ぜましょう。無水エタノールを使用する場合、無水エタノール5mlに対し、水は45ml、精油は10~20滴が目安です。
プラスチックは精油で溶けます。ゴキブリ対策として水と混ぜて使用する場合は、精油だけの場合よりも溶けにくいですが、霧吹きはプラスチックではない材質のものをお勧めします。
【精油クレンザーを作る】
重曹(100g)に精油(20滴)を混ぜたもので、精油クレンザーを作りましょう。
これをカーペットにふりかけて、少し置いてから掃除機で吸収します。
また精油クレンザーをゴミ箱の底に置く、便器にまいてしばらくしてからブラシでこする等の使用法もあります。
【精油を拭き掃除に使用する】
精油を数滴垂らした雑巾を使うか、【ゴキブリ対策スプレー】を吹きかけながら、床等の拭き掃除をしましょう。
スパイス 【スパイスの香りを利用する】
スパイスをキッチンペーパー等で包んで、ゴキブリの出没場所に置きましょう。
また、スパイスの入った瓶の蓋を開けておくのも効果的です。

※引用・転載する場合には、出典の表記だけご協力お願いいたします。

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