埼玉で害獣駆除におすすめの業者7選!料金相場と選び方を徹底解説

天井裏からの物音や糞尿の悪臭で夜も眠れない…そんな害獣被害にお悩みではありませんか?埼玉県では2023年度にアライグマの捕獲数が過去最高の3,847頭を記録するなど、都市部での害獣被害が深刻化しています。

この記事では、埼玉県で即日対応可能な信頼できる害獣駆除業者7選を厳選してご紹介します。料金相場や業者選びのポイント、悪徳業者の見分け方、自治体の補助金情報まで、害獣駆除に必要な情報を網羅的に解説します。

イタチ、ハクビシン、アライグマ、ネズミなどの害獣被害を確実に解決し、安心して暮らせる環境を取り戻すために、ぜひ最後までお読みください。

目次

埼玉県の害獣駆除業者おすすめ7選【即日対応可能】

埼玉県内で害獣駆除を依頼できる信頼性の高い業者を7社厳選しました。すべて実在する業者で、即日または翌日対応が可能です。

24時間365日受付の業者も含まれているため、緊急時にも安心して相談できます。各業者の特徴、料金体系、対応エリア、保証内容を詳しく解説しますので、ご自身の状況に最適な業者を選ぶ参考にしてください。

複数の業者から見積もりを取得し、比較検討することをおすすめします。

害獣駆除110番|24時間365日受付・全国対応

項目 内容
料金 14,300円〜(税込)
対応エリア 埼玉県全域(全国対応)
営業時間 24時間365日受付
保証 再発保証あり(期間は要確認)
特徴 東証上場企業運営、最短即日対応

害獣駆除110番は、東証上場企業のシェアリングテクノロジー株式会社が運営する全国対応の害獣駆除サービスです。24時間365日いつでも相談でき、最短即日で現地調査に対応してくれる点が最大の強みです。

年間10万件以上の実績があり、埼玉県内でも多数の施工事例があります。料金は14,300円からと明確に提示されており、現地調査と見積もりは無料です。

イタチ、ハクビシン、アライグマ、ネズミなど、あらゆる害獣に対応しており、捕獲から清掃・消毒、侵入口の封鎖まで一貫して対応します。上場企業運営という信頼性の高さから、初めて害獣駆除を依頼する方にも安心です。

コールセンターのオペレーターが丁寧に状況をヒアリングし、最適な加盟店を紹介してくれます。深夜や早朝でも電話対応してくれるため、「今すぐ相談したい」という緊急時に特におすすめです。

ダスキンターミニックス|大手の安心感と実績

項目 内容
料金 要見積もり(現地調査後に提示)
対応エリア 埼玉県全域
営業時間 平日9:00〜17:30(店舗により異なる)
保証 定期管理サービスあり
特徴 創業50年以上、大手ブランドの信頼性

ダスキンターミニックスは、清掃サービスで有名なダスキングループが展開する害虫・害獣駆除の専門サービスです。50年以上の実績があり、全国に展開するネットワークを持つ大手企業ならではの安心感があります。

埼玉県内にも複数の拠点があり、地域に密着したサービスを提供しています。特に法人契約の実績が豊富で、商業施設やオフィスビル、工場などの大規模施設での害獣駆除にも対応しています。

技術研修制度が充実しており、専門知識を持ったスタッフが対応するため、技術力の高さには定評があります。料金は現地調査後の見積もりとなりますが、大手企業ならではの明瞭な料金体系と、無理な営業がない点が評価されています。

定期管理サービスも提供しており、駆除後の再発防止や継続的な点検を希望する方に適しています。一般家庭だけでなく、店舗や事業所での利用にもおすすめです。

ホームレスキュー|関東エリア特化・再発保証付き

項目 内容
料金 害獣の種類により異なる(要見積もり)
対応エリア 関東6県(埼玉、東京、神奈川、千葉、茨城、群馬)
営業時間 9:00〜18:00(年中無休)
保証 最長10年の再発保証
特徴 自社施工、中間マージンなし

ホームレスキューは関東エリアに特化した害獣駆除専門業者です。最長10年という業界トップクラスの再発保証期間が最大の特徴です。

これは自社の技術力に自信がある証拠であり、侵入口の封鎖技術の高さを示しています。自社施工にこだわっており、下請け業者を使わないため中間マージンが発生せず、適正価格でのサービス提供を実現しています。

公式サイトには実際の施工事例が写真付きで多数掲載されており、作業内容が具体的にイメージできる点も安心材料です。お客様の声(口コミ)も充実しており、実際の利用者の評価を確認できます。

関東エリアに特化しているため、埼玉県内の地域特性や害獣の生態を熟知しており、地域に合わせた最適な駆除方法を提案してくれます。再発リスクを最小限に抑えたい方、長期保証を重視する方に特におすすめです。

害獣の生活救急車|最短30分で現地調査

項目 内容
料金 8,800円〜(税込)
対応エリア 埼玉県全域
営業時間 24時間365日受付
保証 施工保証あり(期間は要確認)
特徴 最短30分で現地到着、緊急対応に強い

害獣の生活救急車は、ジャパンベストレスキューシステム株式会社が運営する害獣駆除サービスです。最短30分で現地調査に駆けつけてくれる対応スピードの速さが最大の特徴です。

24時間365日受付対応しており、深夜や早朝の突発的な被害にも即座に対応できます。料金は8,800円からと比較的リーズナブルで、現地調査と見積もりは無料です。

見積もり後のキャンセルも可能なため、気軽に相談できます。全国に2,270店舗以上の加盟店ネットワークを持ち、埼玉県内でも広範囲に対応可能です。

水回りのトラブルやカギのトラブルなど、他の生活トラブルにも対応しているため、総合的な住まいのサポート窓口として利用できます。夜間に天井裏で物音がして眠れない、悪臭が急にひどくなったなど、緊急性の高い状況で特に頼りになる業者です。

三共消毒|創業70年の老舗・法人実績多数

項目 内容
料金 要見積もり(現地調査後に提示)
対応エリア 埼玉県、東京都、神奈川県など
営業時間 平日9:00〜17:00
保証 定期管理契約あり
特徴 創業1967年、法人実績豊富

三共消毒は1967年創業の老舗害虫・害獣駆除業者です。50年以上の歴史があり、埼玉県内での実績も豊富です。

特に法人契約に強く、飲食店、ホテル、病院、工場などの商業施設での害獣駆除に多数の実績があります。長年の経験に基づく確かな技術力が強みで、難易度の高い案件にも対応できます。

公益社団法人日本ペストコントロール協会の会員企業であり、業界の基準を満たした適正な施工を行っています。一般家庭向けのサービスも提供しており、丁寧な現地調査と詳細な見積もり説明に定評があります。

料金は現地調査後の見積もりとなりますが、追加料金の発生条件も事前に明確に説明してくれます。定期管理契約も可能で、駆除後の継続的な点検やメンテナンスを希望する方に適しています。老舗ならではの信頼性と実績を重視する方におすすめです。

街角害獣駆除相談所|見積もり後の追加料金なし

項目 内容
料金 害獣の種類により異なる(要見積もり)
対応エリア 埼玉県全域
営業時間 24時間365日受付
保証 再発保証あり
特徴 追加料金一切なし、料金の透明性

街角害獣駆除相談所は、料金の透明性を最優先にしたサービスを提供する害獣駆除業者です。見積もり後の追加料金が一切発生しないという明確な料金体系が最大の特徴です。

見積もり時に提示された金額以外は請求されないため、予算管理がしやすく安心です。24時間365日受付対応しており、深夜や早朝でも相談できます。

現地調査と見積もりは無料で、見積もり内容に納得できない場合はキャンセルも可能です。無理な営業や契約の強要は一切ありません。

複数の加盟店から最適な業者を紹介するマッチングサービスの形態を取っており、地域や害獣の種類に応じて最適な専門業者を選定してくれます。料金面での不安が大きい方、「見積もりと実際の請求額が違うのでは」という心配がある方に特におすすめです。

アールズホールディングス|関東6県対応・自社施工

項目 内容
料金 害獣の種類により異なる(要見積もり)
対応エリア 関東6県(埼玉、東京、神奈川、千葉、茨城、群馬)
営業時間 9:00〜20:00(年中無休)
保証 最長5年の再発保証
特徴 自社施工、地域密着型サービス

アールズホールディングスは関東6県に対応する地域密着型の害獣駆除業者です。自社施工にこだわっており、下請けに丸投げすることなく、自社の専門スタッフが責任を持って作業を行います。

関東エリアの害獣の生態や地域特性を熟知しており、埼玉県内の気候や住宅構造に合わせた最適な駆除方法を提案してくれます。最長5年の再発保証があり、保証期間中に再発した場合は無料で再施工してくれます。

年中無休で9時から20時まで営業しており、平日の日中に時間が取れない方でも相談しやすい営業時間です。現地調査は無料で、調査時に害獣の種類や被害状況を詳しく説明してくれます。

見積もりも明確で、作業内容ごとの料金内訳を提示してくれるため、何にいくらかかるのかが分かりやすいと評判です。自社施工の安心感と地域密着のきめ細かいサービスを求める方におすすめです。

埼玉県の害獣駆除の料金相場と費用内訳

害獣駆除の料金は害獣の種類、被害の規模、建物の構造によって大きく異なります。埼玉県内での平均的な駆除費用は8万円〜15万円が中心価格帯ですが、小規模なネズミ駆除なら1.5万円から、大規模なアライグマ駆除では25万円を超えることもあります。

料金の内訳を正しく理解することで、見積もりの妥当性を判断でき、悪徳業者に騙されるリスクを減らせます。ここでは害獣の種類別の料金相場と、料金に含まれる作業内容、追加費用が発生するケースについて詳しく解説します。

害獣の種類別の駆除料金相場一覧

埼玉県内での害獣駆除の料金相場を種類別にまとめました。これらは一般的な一戸建て住宅(延床面積100〜120㎡)での標準的な料金です。

ネズミ駆除:15,000円〜80,000円

最も依頼が多い害獣で、被害規模により料金幅が大きいです。1〜2匹程度の小規模被害なら1.5万円〜3万円、天井裏に複数の巣がある場合は5万円〜8万円が目安です。

ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミなど種類により駆除の難易度が異なり、警戒心の強いクマネズミは料金が高めになる傾向があります。

イタチ駆除:30,000円〜150,000円

イタチは鳥獣保護法の対象で、自治体の許可が必要なため専門業者への依頼が必須です。捕獲の難易度が高く、糞尿による被害が大きいため、清掃・消毒費用も含めると平均8万円〜12万円程度です。

天井裏全体に被害が広がっている場合は15万円以上になることもあります。

ハクビシン駆除:50,000円〜200,000円

ハクビシンは体が大きく、糞尿の量も多いため、駆除費用は比較的高額です。捕獲だけでなく、天井裏の清掃・消毒、断熱材の交換が必要になるケースが多く、平均10万円〜15万円が相場です。

被害が複数箇所にわたる場合や、断熱材の全面交換が必要な場合は20万円を超えることもあります。

アライグマ駆除:50,000円〜250,000円

アライグマは特定外来生物に指定されており、捕獲には自治体の許可が必須です。凶暴性があり作業の危険度が高いため、料金も高めに設定されています。

2023年度に埼玉県内で3,847頭が捕獲されるなど被害が急増しており、駆除需要も高まっています。平均12万円〜18万円が相場ですが、複数のアライグマが侵入している場合は25万円以上かかることもあります。

これらの料金には、基本的に現地調査、捕獲・追い出し、清掃・消毒、侵入口封鎖が含まれます。ただし業者によって料金に含まれる内容が異なるため、見積もり時に必ず確認してください。

料金に含まれる作業内容と追加費用が発生するケース

標準的な害獣駆除サービスに含まれる作業内容は以下の通りです。

  • 現地調査(害獣の種類特定、被害状況確認、侵入経路の特定)
  • 捕獲または追い出し作業
  • 糞尿の清掃と消毒・消臭
  • 侵入口の封鎖(金網やパンチングメタルでの補強)
  • 簡易的な再発防止対策

多くの優良業者では、これらの基本作業がセットになった料金を提示します。ただし、以下のケースでは追加費用が発生する可能性があります。

追加費用が発生する主なケース:

  • 天井裏の断熱材が糞尿で汚染され、交換が必要な場合(+3万円〜10万円)
  • 高所作業が必要な場合(屋根の上での作業など、+1万円〜3万円)
  • 夜間・休日の緊急対応(+5,000円〜1万円)
  • 複数の害獣が同時に発生している場合(それぞれの駆除費用が加算)
  • 建物の構造が複雑で、侵入口の特定や封鎖に時間がかかる場合
  • 床下や壁の中など、通常の作業では対応できない場所の駆除

悪徳業者は、基本料金を安く見せて、作業後に高額な追加料金を請求するケースがあります。見積もり時に「この料金で全て完了するのか」「追加料金が発生する可能性はあるか」「発生する場合はどんなケースか」を必ず確認しましょう。

見積もり時に確認すべき料金のチェックポイント

見積もりを受け取ったら、以下の7つのポイントを必ずチェックしてください。これらを確認することで、不当な料金請求を防ぎ、適正価格で依頼できます。

①作業内容の詳細が明記されているか

「害獣駆除一式」のような曖昧な記載ではなく、「捕獲作業」「清掃・消毒」「侵入口封鎖(3箇所)」など、具体的な作業項目ごとに料金が記載されているか確認します。作業内容が不明瞭な見積もりは要注意です。

②現地調査費用と出張費用の有無

多くの優良業者は現地調査を無料で行いますが、一部の業者は有料の場合があります。また、遠方の場合は出張費が発生することもあります。これらが見積もりに含まれているか、別途請求されるかを確認してください。

③清掃・消毒費用が含まれているか

害獣駆除は捕獲だけでなく、糞尿の清掃と消毒が非常に重要です。これらが基本料金に含まれているのか、別料金なのかを必ず確認しましょう。含まれていない場合、追加でいくらかかるのかを聞いてください。

④侵入口封鎖の箇所数と方法

侵入口の封鎖は再発防止の鍵です。何箇所封鎖するのか、どんな材料を使うのか(金網、パンチングメタル、コーキングなど)が明記されているか確認します。「必要箇所すべて」という曖昧な表現の場合、作業後に「ここは追加料金」と言われる可能性があります。

⑤保証内容と保証期間

再発保証の有無、保証期間(1年、3年、5年など)、保証の適用条件が明記されているか確認します。保証期間中に再発した場合、無料で再施工してくれるのか、有料なのかも重要なポイントです。

⑥追加料金の発生条件

どんな場合に追加料金が発生するのか、事前に明示されているか確認します。「作業を始めてみないと分からない」という説明だけでは不十分です。想定される追加作業とその料金の目安を聞いておきましょう。

⑦支払い条件とキャンセルポリシー

支払いのタイミング(作業前、作業後、分割払いの可否)、キャンセルした場合の費用負担について確認します。「前払い全額」を要求する業者は注意が必要です。通常は作業完了後の支払いが一般的です。

複数の業者から見積もりを取得し、これらのポイントを比較することで、最適な業者を選べます。価格だけでなく、サービス内容と保証を総合的に判断することが重要です。

失敗しない害獣駆除業者の選び方【5つのポイント】

害獣駆除業者の選択は、駆除の成否と費用の適正性を左右する最も重要な判断です。埼玉県内には多数の業者がありますが、技術力や料金体系、アフターフォローの質は業者によって大きく異なります。

ここでは、優良業者を見極めるための5つの重要なポイントを解説します。これらの基準を満たす業者を選ぶことで、確実な駆除と適正価格でのサービスを受けられます。

①自治体の許可と資格を保有しているか確認する

害獣駆除業者を選ぶ際、最初に確認すべきは法的な許可と資格の有無です。アライグマ、ハクビシン、イタチなどの鳥獣は鳥獣保護管理法の対象であり、捕獲には自治体の許可が必要です。

無許可での捕獲は1年以下の懲役または100万円以下の罰金という重い罰則があります。

優良業者が保有すべき主な資格・許可は以下の通りです。

  • 狩猟免許(わな猟免許):鳥獣の捕獲に必要な国家資格です
  • 鳥獣捕獲許可:自治体から発行される有害鳥獣捕獲の許可証です。埼玉県の場合、各市町村の環境課などが発行します
  • 建築物ねずみ昆虫等防除業登録:建築物衛生法に基づく登録で、ネズミ駆除を行う業者に必要です
  • ペストコントロール技能士:害虫・害獣駆除の国家資格で、1級と2級があります

これらの資格を持たない業者が駆除を行うことは違法であり、依頼した側も法的責任を問われる可能性があります。業者の公式サイトや名刺に資格番号が記載されているか確認し、不明な場合は直接問い合わせて確認してください。

また、公益社団法人日本ペストコントロール協会の会員企業であるかも一つの判断基準になります。同協会は害虫・害獣駆除業界の健全な発展を目的とした団体で、会員企業は一定の技術水準と倫理基準を満たしています。

②現地調査と見積もりが無料かチェックする

現地調査と見積もりが無料であることは、優良業者を見分ける重要な指標です。害獣駆除は、実際に現場を見なければ正確な料金を算出できません。

電話やメールだけで「〇〇円で駆除できます」と断言する業者は、後から高額な追加料金を請求する可能性が高いため注意が必要です。

優良業者の現地調査では、以下の内容を詳しく確認します。

  • 害獣の種類の特定(糞の形状、足跡、物音の特徴などから判断)
  • 被害の範囲と深刻度(天井裏、床下、壁の中など)
  • 侵入経路の特定(屋根の隙間、通気口、配管周りなど)
  • 建物の構造と駆除の難易度
  • 必要な作業内容と期間の見積もり

この調査には通常30分〜1時間程度かかり、専門知識と経験が必要です。調査後、その場で詳細な見積もりを提示してくれる業者が理想的です。

見積もりには作業内容ごとの料金内訳、使用する材料、作業期間、保証内容が明記されているべきです。

「現地調査は有料だが、契約すれば無料」という条件の業者もあります。この場合、調査費用がいくらで、契約しない場合の支払い義務について事前に確認してください。

また、「見積もり後のキャンセルは可能か」「キャンセル料は発生するか」も重要な確認ポイントです。

複数の業者に現地調査を依頼し、見積もりを比較することで、相場感を掴め、適正価格を判断できます。見積もりの比較は価格だけでなく、作業内容の詳細さ、説明の丁寧さ、担当者の専門知識なども総合的に評価してください。

③再発保証とアフターフォローの内容を比較する

害獣駆除で最も重要なのは「再発させないこと」です。一時的に害獣を追い出しても、侵入口を完全に塞がなければ、また別の個体が侵入してきます。

優良業者は侵入口の完全封鎖に自信を持っており、長期の再発保証を提供しています。

再発保証の標準的な内容は以下の通りです。

  • 保証期間:1年〜10年(業者により異なる)。優良業者ほど長期保証を提供する傾向があります
  • 保証内容:保証期間中に同じ害獣が再発した場合、無料で再施工を行います
  • 適用条件:通常、施工箇所からの再侵入に限定されます。新たな侵入口からの侵入は対象外の場合が多いです
  • 定期点検:保証期間中に年1〜2回の無料点検を実施する業者もあります

再発保証を比較する際は、保証期間の長さだけでなく、保証の適用条件を詳しく確認してください。「保証期間5年」と謳っていても、実際には「施工後1年以内の再発のみ無料、それ以降は有料」という条件が隠れている場合があります。

契約書に保証内容が明記されているか、必ず確認しましょう。

また、アフターフォローの充実度も重要です。駆除後に「害獣がまた出たかもしれない」と不安になったとき、気軽に相談できる窓口があるかどうか確認してください。

電話やメールでの相談対応、無料の点検サービス、駆除後の清掃や消臭のアドバイスなど、きめ細かいフォローをしてくれる業者を選びましょう。

再発保証が長い業者は、自社の技術力に自信がある証拠です。逆に保証がない、または極端に短い業者は、侵入口の封鎖が不十分で再発リスクが高い可能性があります。

④口コミ評価と実績件数を確認する

実際に業者を利用した人の口コミ評価は、業者選びの重要な判断材料です。公式サイトの情報だけでは分からない、実際のサービス品質や対応の良し悪しを知ることができます。

口コミを確認する主な情報源は以下の通りです。

Googleマップの口コミ

最も信頼性が高い口コミの一つです。実際の利用者が星評価とコメントを投稿しており、業者側が削除できないため信憑性があります。星4以上、口コミ数50件以上が一つの目安です。

Yahoo!知恵袋や教えて!goo

実際の利用者の質問や回答から、業者の評判や注意点を知ることができます。「業者名 + 口コミ」「業者名 + 評判」で検索してみてください。

業者の公式サイトの「お客様の声」

業者が選んだ良い口コミが中心ですが、具体的な施工事例や料金、対応内容が分かります。写真付きの事例が多い業者は信頼性が高い傾向があります。

口コミを見る際のポイントは、良い口コミだけでなく悪い口コミも確認することです。どんな業者でも一定数の不満の声はありますが、その内容と業者の対応を見ることで、業者の姿勢が分かります。

「料金が高かった」という口コミに対して、業者が丁寧に説明を返信している場合は、誠実な対応をする業者と判断できます。

また、実績件数も重要な判断基準です。「年間〇〇件の実績」「創業〇〇年」という情報は、業者の経験値と信頼性を示します。埼玉県内での実績が多い業者は、地域の害獣の生態や住宅構造に精通しており、効果的な駆除が期待できます。

ただし、口コミの中には業者が自作自演で投稿したものや、競合他社によるネガティブキャンペーンも存在します。極端に褒めすぎる口コミや、具体性のない悪口だけの口コミは信憑性が低いため、複数の情報源を総合的に判断してください。

⑤即日対応の可否と対応エリアを確認する

害獣被害は緊急性が高いケースが多く、「今すぐ対応してほしい」というニーズが強いです。天井裏で夜中に物音がして眠れない、糞尿の悪臭が耐えられないなど、一刻も早く解決したい状況では、即日対応可能な業者を選ぶことが重要です。

即日対応の可否を確認する際は、以下のポイントをチェックしてください。

  • 受付時間:24時間365日受付の業者は、深夜や早朝でも相談でき、緊急時に頼りになります
  • 現地調査までの時間:「最短30分で到着」「即日現地調査可能」など、具体的な時間が明示されているか確認します
  • 駆除作業の開始時期:現地調査当日に駆除作業を開始できるのか、それとも後日になるのかを確認してください

また、対応エリアの確認も重要です。埼玉県全域に対応していると謳っていても、実際には「さいたま市周辺のみ即日対応、それ以外は数日後」という業者もあります。

自分の住んでいる市町村が即日対応エリアに含まれているか、事前に確認してください。

特に、秩父市や本庄市など県北部、または飯能市など山間部にお住まいの場合は、対応エリア外の業者も多いため注意が必要です。問い合わせ時に「〇〇市ですが、即日対応可能ですか」と具体的に聞くことをおすすめします。

即日対応可能な業者は、緊急対応料金として5,000円〜1万円程度の追加料金が発生する場合があります。この追加料金についても事前に確認し、総額で判断してください。

緊急性が高い場合は、多少の追加料金を払っても即日対応してくれる業者を選ぶ価値があります。

悪徳業者の見分け方と注意すべき3つのサイン

害獣駆除業界には、残念ながら高額請求や手抜き工事を行う悪徳業者も存在します。国民生活センターには、害獣駆除に関する相談が年間数百件寄せられており、「見積もりの何倍もの料金を請求された」「駆除後すぐに再発した」といったトラブルが報告されています。

悪徳業者に騙されないためには、契約前に危険なサインを見抜くことが重要です。ここでは、特に注意すべき3つのサインと、その対処法を解説します。

見積もり前に契約を急がせる業者は要注意

悪徳業者の最も典型的な手口は、「今すぐ契約しないと手遅れになる」と不安を煽り、十分な検討時間を与えずに契約を迫ることです。

現地調査に来たその場で、「今日契約してくれれば〇万円値引きします」「このままだと家が倒壊する危険があります」などと言って即決を求めます。

害獣被害は確かに放置すると深刻化しますが、1日2日の検討時間で状況が劇的に悪化することはほとんどありません。優良業者は、顧客が複数の業者を比較検討する時間を尊重し、無理な営業はしません。

見積もり前に契約を急がせる業者の特徴は以下の通りです。

  • 「今日だけの特別価格」と期限を切って値引きを提示する
  • 他社と比較することを嫌がる
  • 「すぐに対応しないと大変なことになる」と過度に不安を煽る
  • 契約書の内容を詳しく説明せず、サインを急がせる
  • クーリングオフについて説明しない

このような業者に遭遇したら、その場で契約せず、必ず複数の業者から見積もりを取って比較してください。「他の業者の見積もりも見てから決めたい」とはっきり伝え、強引に契約を迫られた場合は、その業者は避けるべきです。

なお、訪問販売で契約した場合、クーリングオフ制度により8日以内であれば無条件で契約を解除できます。自分から業者を呼んだ場合はクーリングオフの対象外ですが、不当な勧誘や説明不足があった場合は消費者契約法による取り消しが可能な場合もあります。不安な場合は、消費生活センター(188番)に相談してください。

極端に安い料金を提示する業者のリスク

「他社より絶対安い」「相場の半額で駆除できます」など、極端に安い料金を提示する業者にも注意が必要です。一見お得に見えますが、実際には以下のようなリスクが潜んでいます。

手抜き工事のリスク

安い料金で利益を出すため、侵入口の封鎖を最小限にしたり、清掃・消毒を省略したりする業者がいます。結果として、数週間後に害獣が再発し、再度費用がかかることになります。

追加料金の罠

基本料金は安く設定しておき、作業後に「追加作業が必要だった」として高額な追加料金を請求する手口です。最終的には相場以上の金額を支払うことになります。

「基本料金9,800円〜」という広告を出しながら、実際には「清掃費別途3万円」「侵入口封鎖1箇所につき1万円」などと加算され、総額15万円以上になるケースもあります。

違法な捕獲方法

狩猟免許や捕獲許可を持たずに違法に捕獲を行い、コストを抑えている業者も存在します。この場合、依頼主も法的責任を問われる可能性があります。

適正価格の目安として、埼玉県内の一般的な一戸建てでの害獣駆除は、ネズミで3万円〜、イタチ・ハクビシン・アライグマで8万円〜が相場です。これを大幅に下回る料金を提示する業者には、必ず「なぜこの価格で提供できるのか」を質問してください。

優良業者は、適正価格の理由を明確に説明できます。「自社施工で中間マージンがない」「地域密着で移動コストが少ない」などの合理的な理由があれば問題ありませんが、説明が曖昧な場合は警戒が必要です。

「安かろう悪かろう」で再発を繰り返すよりも、適正価格で確実な駆除を依頼する方が、長期的には経済的です。価格だけで判断せず、サービス内容と保証を総合的に評価してください。

追加料金の説明が曖昧な業者は避けるべき理由

見積もり時に追加料金について明確な説明がない業者は、後から高額請求をするリスクが高いため避けるべきです。害獣駆除では、現場の状況により追加作業が必要になることもありますが、優良業者は想定される追加作業とその料金を事前に説明します。

追加料金に関して確認すべきポイントは以下の通りです。

  • どんな場合に追加料金が発生するか:「断熱材の交換が必要な場合」「侵入口が想定より多かった場合」など、具体的な条件を聞いてください
  • 追加料金の目安:「断熱材交換は1箇所3万円程度」など、おおよその金額を教えてくれる業者は信頼できます
  • 追加作業の承認プロセス:追加作業が必要になった場合、事前に連絡して承認を得るのか、それとも勝手に作業を進めるのかを確認してください

悪徳業者の典型的な手口は、「作業を始めてみたら想定外の被害が見つかった」と言って、高額な追加料金を請求することです。作業が途中まで進んでいるため、顧客は断りにくく、渋々支払ってしまうケースが多いです。

このトラブルを避けるためには、契約書に「追加作業が必要な場合は事前に連絡し、承認を得てから作業を行う」という条項を入れてもらうことが有効です。

また、「見積もり金額以上は一切請求しない」という明記がある業者を選ぶことも一つの方法です。

もし作業後に説明のない追加料金を請求された場合は、その場で支払わず、「契約書と見積もりに記載のない費用は支払えない」とはっきり伝えてください。業者が強引に請求してきた場合は、消費生活センターや警察に相談することも検討してください。

追加料金のトラブルは、事前の確認と明確な契約書で防ぐことができます。「細かいことを聞くのは気が引ける」と思わず、納得できるまで質問することが、自分自身を守ることにつながります。

埼玉県で被害が多い害獣の種類と見分け方

埼玉県では、イタチ、ハクビシン、アライグマ、ネズミの被害が特に多く報告されています。2023年度の県の調査では、アライグマ3,847頭、ハクビシン2,156頭が捕獲され、都市部での被害が年々増加しています。

害獣の種類によって、生態、侵入経路、被害の特徴、駆除方法が異なります。正しく種類を特定することで、適切な対策を取ることができます。

ここでは、埼玉県で被害の多い害獣の特徴と見分け方を詳しく解説します。

イタチの特徴と被害の実態

イタチは体長30〜40cm、体重500g〜1kg程度の小型の肉食獣です。埼玉県に生息するのは主にニホンイタチで、細長い体と短い足が特徴です。夜行性で、夕方から夜間にかけて活動します。

イタチの主な特徴:

  • 体が細長く、5cm程度の隙間があれば侵入可能
  • 非常に臭い分泌液(スカンク臭)を出す
  • 鳴き声は「キーキー」という甲高い声
  • 肉食性で、ネズミや小鳥、昆虫を食べる
  • 繁殖期は春(3〜5月)で、1回に3〜5頭を出産

イタチによる被害の特徴:

イタチの最大の特徴は強烈な悪臭です。肛門腺から分泌される黄色い液体は、スカンク並みの臭いで、天井裏に侵入されると家中に悪臭が充満します。この臭いは簡単には消えず、専門的な消臭作業が必要になります。

また、糞尿による被害も深刻です。イタチは同じ場所に糞をする習性(溜め糞)があり、天井裏の一箇所に大量の糞が蓄積します。糞尿が天井板を腐食させ、最悪の場合は天井が抜け落ちることもあります。

イタチは鳥獣保護管理法の対象で、メスの捕獲には自治体の許可が必要です(オスは狩猟期間中のみ許可なしで捕獲可能)。そのため、個人での駆除は困難で、専門業者に依頼することが必須です。

イタチの痕跡の見分け方:

  • 糞は細長く、直径5〜8mm、長さ3〜6cm程度
  • 強烈な悪臭(スカンク臭)
  • 足跡は前足が約2cm、後足が約3cm
  • 天井裏で「キーキー」という鳴き声

ハクビシンの特徴と侵入経路

ハクビシンは体長60〜70cm、体重3〜5kg程度の中型の哺乳類です。顔の中央に白い線(白鼻芯)があることが名前の由来で、最も分かりやすい特徴です。夜行性で、果物を好む雑食性です。

ハクビシンの主な特徴:

  • 顔の中央に鼻から額にかけて白い線がある
  • 体は灰褐色で、尾が長い(体長と同じくらい)
  • 木登りが得意で、電線や屋根を伝って移動
  • 雑食性で、果物、野菜、昆虫、小動物を食べる
  • 繁殖期は特に決まっておらず、年中繁殖可能
  • 1回に2〜3頭を出産

ハクビシンの侵入経路:

ハクビシンは木登りが非常に得意で、電線を渡って屋根に上り、わずか8〜10cm程度の隙間があれば天井裏に侵入できます。

主な侵入経路は、屋根と外壁の隙間、通気口、エアコンの室外機周辺、雨樋の隙間、破損した軒下です。

埼玉県内では、特にさいたま市、川口市、所沢市などの住宅密集地でハクビシンの被害が増加しています。果樹園や家庭菜園のある地域では、果物を食べる被害も報告されています。

ハクビシンによる被害の特徴:

ハクビシンもイタチと同様に溜め糞の習性があり、天井裏の特定の場所に大量の糞が蓄積します。糞は直径1〜1.5cm、長さ5〜10cm程度で、イタチより大きいです。果物の種が混じっていることが多いのも特徴です。

糞尿による天井のシミや悪臭、ダニ・ノミの発生、夜間の騒音(天井裏を走り回る音)などの被害があります。体が大きいため、イタチより騒音が大きく、「ドタドタ」という足音が聞こえます。

ハクビシンの痕跡の見分け方:

  • 糞は太く、直径1〜1.5cm、長さ5〜10cm
  • 果物の種が混じっていることが多い
  • 足跡は5本指で、前足が約4cm、後足が約5cm
  • 天井裏で「ドタドタ」という重い足音
  • 果樹の実が食べられている

アライグマの特徴と危険性

アライグマは体長40〜60cm、体重4〜10kg程度の中型哺乳類で、特定外来生物に指定されています。目の周りの黒い模様と、縞模様のある尾が特徴です。

元々はペットとして輸入されましたが、野生化して全国に広がりました。

アライグマの主な特徴:

  • 目の周りに黒いマスク状の模様
  • 尾に5〜7本の黒い縞模様
  • 前足の指が長く、器用に物を掴める
  • 雑食性で、果物、野菜、魚、昆虫など何でも食べる
  • 繁殖力が非常に高く、1回に3〜6頭を出産
  • 気性が荒く、攻撃的

アライグマは他の害獣と比べて危険性が高いです。気性が非常に荒く、追い詰められると人間に襲いかかることがあります。鋭い爪と牙を持ち、噛まれたり引っ掻かれたりすると深い傷を負います。

また、アライグマ回虫という寄生虫を保有していることがあり、糞を通じて人間に感染する可能性があります。アライグマ回虫症は重篤な神経症状を引き起こす危険な感染症です。

その他、狂犬病、レプトスピラ症などの人獣共通感染症のリスクもあります。

埼玉県では2023年度に3,847頭のアライグマが捕獲され、過去最高を記録しました。特に都市部での被害が深刻化しており、住宅の天井裏だけでなく、農作物への被害も増加しています。

アライグマによる被害の特徴:

体が大きく力が強いため、被害も大規模になりがちです。天井裏の断熱材を破壊したり、配線を噛み切ったりする被害が報告されています。糞尿の量も多く、天井の広範囲にシミができることがあります。

また、気性が荒いため、駆除作業中に作業員が怪我をするリスクもあり、専門的な技術と装備が必要です。絶対に個人で捕獲しようとせず、必ず専門業者に依頼してください。

アライグマの痕跡の見分け方:

  • 糞は太く、直径2〜3cm、長さ10〜15cm
  • 足跡は5本指で、人間の手のような形(前足約6cm、後足約10cm)
  • 天井裏で「ガタガタ」という大きな音
  • 目の周りが黒い動物を目撃
  • 縞模様のある尾

ネズミの種類と繁殖力の高さ

埼玉県内で被害が多いネズミは、主にドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類です。それぞれ生態や好む環境が異なり、駆除方法も変わってきます。

ドブネズミ(体長20〜26cm、尾は体より短い):

  • 体が大きく、灰褐色
  • 湿った場所を好み、下水道や床下に生息
  • 泳ぎが得意で、トイレから侵入することも
  • 気性が荒く、追い詰められると噛みつく
  • 夜行性で、夕方から活動

クマネズミ(体長15〜23cm、尾は体より長い):

  • 体は細身で、黒褐色
  • 乾燥した高所を好み、天井裏や壁の中に生息
  • 綱渡りが得意で、電線を伝って移動
  • 警戒心が非常に強く、罠にかかりにくい
  • 都市部で最も被害が多い種類

ハツカネズミ(体長6〜9cm、尾は体と同じくらい):

  • 体が非常に小さく、灰褐色
  • わずかな隙間から侵入可能
  • 倉庫や物置に多く生息
  • 穀物を好む
  • 比較的おとなしい

ネズミの繁殖力の高さ:

ネズミの最大の問題は、驚異的な繁殖力です。クマネズミの場合、生後3ヶ月で繁殖可能になり、年間5〜6回、1回に5〜10頭を出産します。つまり、1組のネズミが1年で数十頭に増える計算です。

「1匹見たら30匹いる」と言われるほど、ネズミは気づかないうちに大量に繁殖します。早期発見・早期駆除が非常に重要で、放置すると被害が急速に拡大します。

ネズミによる被害の特徴:

  • 電気配線を齧って火災の原因になる
  • 食品を食べ荒らし、衛生被害を引き起こす
  • サルモネラ菌、ハンタウイルスなどの病原体を媒介
  • ダニ・ノミを運び、アレルギーの原因になる
  • 夜間に天井裏や壁の中で「カサカサ」「チューチュー」という音

ネズミの痕跡の見分け方:

  • 糞は小さく、米粒大(ドブネズミは1〜2cm、クマネズミは6〜10mm、ハツカネズミは4〜7mm)
  • 壁や柱に黒い汚れ(ラットサイン)がある
  • 食品のかじり跡
  • 配線や木材のかじり跡
  • 「カサカサ」「チューチュー」という音

害獣の痕跡から種類を特定する方法

害獣の種類を正確に特定することは、効果的な駆除の第一歩です。実際に動物を目撃することは稀ですが、残された痕跡から種類を推測できます。

ここでは、痕跡から害獣を特定する具体的な方法を解説します。

①糞の形状とサイズで判別:

糞は最も確実な判別材料です。各害獣の糞の特徴を比較してみましょう。

  • イタチ:細長い、直径5〜8mm、長さ3〜6cm、黒褐色、肉片や骨が混じることがある
  • ハクビシン:太い、直径1〜1.5cm、長さ5〜10cm、黒褐色、果物の種が混じることが多い
  • アライグマ:太い、直径2〜3cm、長さ10〜15cm、黒褐色、様々なものが混じる
  • ネズミ:小さい、米粒大〜1cm程度、黒色、両端が尖っている

糞の大きさと形状を観察することで、ある程度種類を絞り込めます。ただし、糞には病原体が含まれている可能性があるため、直接触らず、マスクと手袋を着用して観察してください。

②足跡のパターンで判別:

柔らかい土や埃の上に残った足跡も重要な手がかりです。

  • イタチ:小さい、5本指、前足約2cm、後足約3cm
  • ハクビシン:5本指、前足約4cm、後足約5cm、指が広がっている
  • アライグマ:5本指、人間の手のような形、前足約6cm、後足約10cm
  • ネズミ:非常に小さい、前足4本指、後足5本指、1cm前後

アライグマの足跡は人間の手に似ており、非常に特徴的です。足跡を見つけたら、スマートフォンで写真を撮っておくと、業者に相談する際に役立ちます。

③物音の種類と時間帯で判別:

天井裏や壁の中から聞こえる音も、種類を推測する手がかりになります。

  • イタチ:「キーキー」という甲高い鳴き声、小さな足音、夜間に活動
  • ハクビシン:「ドタドタ」という重い足音、「ギャーギャー」という鳴き声、夜間に活動
  • アライグマ:「ガタガタ」という大きな音、「クルクル」という鳴き声、夜間に活動
  • ネズミ:「カサカサ」「チューチュー」という音、小さな足音、夜間に活動

物音が聞こえる時間帯をメモしておくと、害獣の活動パターンが分かります。ほとんどの害獣は夜行性ですが、音の大きさや特徴で種類を推測できます。

④侵入口の大きさで判別:

侵入口のサイズも重要な手がかりです。

  • イタチ:5cm程度の隙間があれば侵入可能
  • ハクビシン:8〜10cm程度の隙間が必要
  • アライグマ:10cm以上の隙間が必要
  • ネズミ:2〜3cm程度の隙間があれば侵入可能

屋根や外壁の隙間、通気口の大きさを確認することで、どの害獣が侵入可能かを判断できます。

⑤被害の特徴で判別:

被害の内容も種類を推測する材料になります。

  • 強烈な悪臭(スカンク臭)→イタチの可能性が高い
  • 果物が食べられている→ハクビシンの可能性が高い
  • 配線が齧られている→ネズミの可能性が高い
  • 断熱材が大きく破壊されている→アライグマの可能性が高い

これらの痕跡を総合的に判断することで、害獣の種類をある程度特定できます。ただし、確実な特定は専門家でないと難しいため、無料現地調査を利用して専門業者に判断してもらうことをおすすめします。正確な種類の特定が、効果的な駆除の第一歩です。

害獣駆除の作業の流れと期間【現地調査から完了まで】

害獣駆除は、現地調査から駆除完了、アフターフォローまで、通常1週間〜2週間程度の期間を要します。作業の流れを事前に理解しておくことで、スムーズに駆除を進められ、業者とのコミュニケーションも円滑になります。

ここでは、一般的な害獣駆除の流れを6つのステップに分けて詳しく解説します。業者によって多少の違いはありますが、基本的な流れは共通しています。

①無料現地調査で被害状況と害獣の種類を特定

害獣駆除の第一歩は、専門家による現地調査です。電話やメールで相談した後、業者が自宅を訪問し、被害状況を詳しく調査します。多くの優良業者は、この現地調査を無料で実施しています。

現地調査の内容:

調査員は以下の項目を詳しくチェックします。

  • 天井裏、床下、壁の中など、害獣が潜んでいる可能性がある場所の確認
  • 糞尿の状況(量、場所、形状)から害獣の種類を特定
  • 侵入経路の特定(屋根の隙間、通気口、配管周りなど)
  • 被害の範囲と深刻度(断熱材の破損、配線の損傷など)
  • 建物の構造と駆除作業の難易度の確認

調査には通常30分〜1時間程度かかります。天井裏や床下に入って確認するため、汚れても良い服装で対応してください。

また、被害に気づいたきっかけや、いつ頃から物音が聞こえるようになったかなど、詳しく説明すると調査がスムーズに進みます。

調査の結果、害獣の種類、被害の規模、必要な作業内容が明らかになります。この情報を基に、次のステップで具体的な見積もりが提示されます。

調査時の立ち会いのポイント:

  • 天井裏や床下の写真を撮影してもらい、被害状況を記録
  • 侵入経路を実際に見せてもらい、どこから入ってきたか確認
  • 不明な点はその場で質問し、納得できるまで説明を受ける
  • 複数の業者に調査を依頼し、意見を比較する

②見積もり提示と作業内容の詳細説明

現地調査の結果を基に、業者から詳細な見積もりが提示されます。優良業者は、その場で見積もりを提示してくれることが多いですが、被害が複雑な場合は後日メールや郵送で送られてくることもあります。

見積もりに含まれるべき項目:

  • 害獣の捕獲・追い出し作業の費用
  • 糞尿の清掃・消毒・消臭作業の費用
  • 侵入口封鎖の費用(箇所数と方法を明記)
  • 使用する材料の詳細(金網、パンチングメタル、コーキング材など)
  • 作業期間の目安
  • 保証内容と保証期間
  • 支払い条件(作業前か作業後か、分割払いの可否)

見積もりを受け取ったら、以下の点を必ず確認してください。

確認すべきポイント:

  • 作業内容ごとの料金内訳が明記されているか
  • 追加料金が発生する可能性とその条件
  • 見積もりの有効期限
  • キャンセル料の有無
  • 保証内容の詳細(何年間、どこまで保証されるか)

不明な点や疑問点があれば、遠慮せずに質問してください。優良業者は、顧客が納得するまで丁寧に説明してくれます。説明が曖昧だったり、質問に答えてくれなかったりする業者は避けるべきです。

複数の業者から見積もりを取得している場合は、価格だけでなく、作業内容、保証、担当者の対応なども総合的に比較してください。最安値の業者が必ずしも最良とは限りません。

見積もりに納得できたら、契約書にサインします。契約書には、作業内容、料金、保証、キャンセル条件などが明記されているはずです。契約書の内容を必ず確認し、控えを受け取ってください。

③害獣の捕獲・追い出し作業(1〜3日)

契約後、実際の駆除作業が始まります。害獣の捕獲・追い出し作業は、害獣の種類や数、建物の構造により1〜3日程度かかります。

捕獲作業の方法:

アライグマ、ハクビシン、イタチなどの鳥獣は、主に捕獲器(箱罠)を使って捕獲します。天井裏や侵入経路に捕獲器を設置し、害獣が入るのを待ちます。捕獲には数時間〜数日かかることがあります。

捕獲器には餌を入れて誘引しますが、警戒心の強い個体はなかなか捕獲器に入りません。経験豊富な業者は、害獣の習性を理解しており、効果的な設置場所と餌を選定します。

追い出し作業の方法:

捕獲が難しい場合や、複数の個体がいる場合は、追い出し作業を行います。燻煙剤や忌避剤を使って害獣を追い出し、出て行った後に侵入口を封鎖する方法です。

ただし、追い出し作業は、害獣が完全に出て行ったことを確認してから侵入口を封鎖しないと、中に閉じ込めてしまうリスクがあります。特に繁殖期は、親が出て行っても子供が残っている可能性があるため、慎重な確認が必要です。

ネズミ駆除の方法:

ネズミは捕獲器、粘着シート、毒餌などを組み合わせて駆除します。ネズミは警戒心が強く、特にクマネズミは罠にかかりにくいため、複数の方法を併用します。

毒餌を使う場合は、ペットや子供が誤って食べないよう、設置場所に注意が必要です。業者は安全性の高い場所に設置し、作業後に回収します。

作業中の注意点:

  • 作業中は天井裏や床下に入るため、物音や振動が発生します
  • 捕獲器を設置した場合、数日間は設置したままになります
  • ペットを飼っている場合は、作業エリアに近づかないよう注意
  • 作業員の指示に従い、安全を確保してください

④糞尿の清掃・消毒・消臭作業

害獣を捕獲・追い出した後は、残された糞尿の清掃と消毒・消臭作業を行います。この工程は、衛生面と健康面で非常に重要です。

清掃作業の内容:

天井裏や床下に蓄積した糞尿を丁寧に取り除きます。害獣の糞尿には、ダニ、ノミ、病原菌が含まれている可能性があるため、専門の装備(防護服、マスク、手袋)を着用して作業します。

特にイタチやハクビシンは溜め糞の習性があり、一箇所に大量の糞が蓄積していることがあります。これらを完全に除去しないと、悪臭や衛生被害が残ります。

糞尿で汚染された断熱材は、清掃だけでは対応できないため、交換が必要になることがあります。この場合、追加費用が発生する可能性があるため、事前に確認してください。

消毒・消臭作業の内容:

清掃後、専用の消毒剤を使って天井裏や床下を消毒します。これにより、病原菌やダニ・ノミを死滅させ、衛生的な環境を取り戻します。

また、消臭剤を使って悪臭を除去します。特にイタチの臭いは非常に強力で、通常の消臭剤では効果が薄いため、専門的な消臭処理が必要です。業者は、害獣の種類に応じた適切な消臭剤を使用します。

消毒・消臭作業後、十分に換気を行います。作業当日は窓を開けて換気し、臭いが気になる場合は数日間換気を続けてください。

清掃・消毒後の確認ポイント:

  • 天井裏や床下の写真を撮影してもらい、清掃前後の状態を比較
  • 悪臭が残っていないか確認
  • 断熱材の交換が必要な場合、その範囲と費用を確認
  • 消毒に使用した薬剤の安全性を確認(ペットや子供への影響)

⑤侵入口の封鎖と再発防止対策

害獣駆除で最も重要な工程が、侵入口の完全封鎖です。どんなに丁寧に駆除しても、侵入口を塞がなければ、また別の個体が侵入してきます。優良業者は、この封鎖作業に最も力を入れています。

侵入口の特定と封鎖:

業者は現地調査で特定した侵入口を、金網、パンチングメタル、コーキング材などを使って封鎖します。

主な侵入口は、屋根と外壁の隙間、通気口、エアコンの室外機周辺、雨樋の隙間、床下の通気口、配管の貫通部です。

封鎖に使用する材料は、害獣が齧ったり破ったりできない頑丈なものを選びます。金網は目の細かいもの(5mm以下)を使用し、害獣が通り抜けられないようにします。

通気口は完全に塞ぐと建物の換気に影響が出るため、金網で覆って害獣の侵入を防ぎつつ、通気性は確保します。

再発防止対策:

侵入口の封鎖に加えて、以下の再発防止対策を実施します。

①忌避剤の設置:害獣が嫌がる臭いの忌避剤を、侵入されやすい場所に設置します。ただし、忌避剤の効果は一時的で、数ヶ月で効果が薄れるため、定期的な交換が必要です。

②周辺環境の整備:建物の周りに害獣が隠れられる場所(雑草、不要な物の山など)があると、侵入のリスクが高まります。これらを整理することも再発防止に有効です。

③定期点検の実施:保証期間中に定期点検を実施し、新たな侵入口がないか、封鎖した箇所に異常がないかを確認します。

封鎖作業の確認ポイント:

  • すべての侵入口が封鎖されたか確認
  • 封鎖に使用した材料の耐久性を確認
  • 通気口など、換気が必要な場所の処理方法を確認
  • 封鎖箇所の写真を撮影してもらい、記録として保管

侵入口の完全封鎖により、再発率は5%以下に抑えられます。優良業者は、この封鎖技術に自信を持っており、長期の保証を提供しています。

⑥アフターフォローと保証期間の確認

駆除作業が完了したら、最後にアフターフォローと保証内容を確認します。作業完了後も、業者との関係は続きます。

万が一再発した場合や、不安なことがあった場合に、すぐに相談できる体制が整っているかが重要です。

作業完了時の確認事項:

  • すべての作業が見積もり通りに完了したか
  • 追加作業が発生した場合、その内容と料金
  • 保証書の受け取り(保証期間、保証内容、連絡先が明記されているか)
  • 定期点検の日程(保証に含まれている場合)
  • 今後の注意点やメンテナンスのアドバイス

保証書には、保証期間、保証の適用条件、再発時の対応方法が明記されているはずです。保証期間中に再発した場合、無料で再施工してもらえるのか、有料なのかを必ず確認してください。

また、保証の適用条件も重要です。通常、施工箇所からの再侵入は保証対象ですが、新たな侵入口からの侵入は対象外の場合が多いです。どこまでが保証対象なのか、明確に理解しておきましょう。

アフターフォローの内容:

優良業者は、駆除後も以下のようなアフターフォローを提供します。

  • 電話やメールでの相談対応(無料)
  • 定期点検サービス(年1〜2回)
  • 再発時の無料再施工
  • 清掃や消臭のアドバイス
  • 害獣対策の情報提供

駆除後に「また物音が聞こえる気がする」「臭いが残っている」など、不安なことがあれば、遠慮せずに業者に相談してください。優良業者は、顧客が安心して暮らせるまで、しっかりとサポートしてくれます。

作業完了後も、業者との連絡先を保管しておき、何かあればすぐに相談できるようにしておきましょう。長期保証を提供している業者は、数年後でも対応してくれるため、安心です。

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この記事を書いた人

トップマイスターのコラム編集部。害虫駆除・害獣駆除のこれまでの知見を踏まえて、害虫駆除・害獣駆除情報を発信していきます。

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