羽アリを見つけて焦っていませんか。床がきしむ音に不安を感じていませんか。シロアリ駆除の費用相場は1㎡あたり2,153円、30坪の一軒家で10〜17万円が目安です。
この記事では、2025年最新の費用相場、信頼できる業者の選び方、バリア工法とベイト工法の違い、悪徳業者の見分け方まで徹底解説します。適正価格で確実にシロアリを駆除し、大切な家を守るための情報をお届けします。
シロアリ駆除の費用相場【2025年最新】

シロアリ駆除の費用は業者や工法によって異なりますが、2025年の最新調査では明確な相場が存在します。主要19社の調査によると、1㎡あたり平均2,153円が相場となっています。
この相場を知ることで、適正価格での依頼が可能になり、悪徳業者による高額請求を避けることができます。
費用は建物の広さ、被害の進行度、選択する工法によって変動します。一般的な30坪の一軒家では10〜17万円が目安となります。
ただし、被害が広範囲に及んでいる場合や、床下の状態が悪い場合は追加費用が発生することもあります。相見積もりを取り、詳細な内訳を確認することが重要です。
1㎡あたり2,153円が平均相場
2025年の市場調査では、シロアリ駆除の1㎡あたりの平均単価は2,153円です。これは主要19社の料金を調査した結果で、業態別に価格差があります。
インターネット仲介業者は1,320〜2,000円程度、大手企業は2,500〜3,000円程度、地域密着型は1,800〜2,500円程度が一般的です。
1坪あたりで換算すると平均6,308円となります。最安値は3,960円、最高値は12,705円と大きな幅がありますが、極端に安い業者は手抜き工事のリスクがあるため注意が必要です。
日本しろあり対策協会認定薬剤を使用し、5年保証を提供する業者を選ぶことで、適正価格と品質のバランスが取れた施工が期待できます。
料金には薬剤費、施工費、保証費用が含まれます。追加料金の有無を事前に確認し、見積書に「一式」表記が多い業者は避けるべきです。透明性の高い料金体系を提示する業者を選びましょう。
30坪・40坪・50坪の一軒家別の費用目安
シロアリ駆除の費用は建物の広さによって変動します。重要なのは、施工対象となるのは1階の床面積であるという点です。
2階建ての家でも、シロアリは地面から侵入するため、1階部分のみが施工範囲となります。
30坪の一軒家(1階15坪、約50㎡)の場合、費用相場は99,380円〜173,915円です。平均的には13万円前後が目安となります。40坪の一軒家(1階20坪、約66㎡)では132,500円〜231,875円、平均18万円程度です。50坪の一軒家(1階25坪、約83㎡)では165,620円〜289,835円、平均22万円程度となります。
日本の住宅の平均延べ床面積は127.29㎡(約38坪)です。多くの家庭では15〜20万円の予算を見込むことで、適切な施工が受けられます。
ただし、これはバリア工法の相場であり、ベイト工法を選択する場合は1.5倍程度の費用がかかります。
費用に差が出る4つの要因
シロアリ駆除の費用に差が出る主な要因は4つあります。第一に被害の進行度です。初期段階であれば標準料金で済みますが、被害が広範囲に及んでいる場合は追加の薬剤散布や木材補修が必要となり、費用が1.5〜2倍に増加することもあります。
第二に床下の状態です。床下の高さが低い、湿気が多い、換気が悪いなどの条件では作業が困難になり、追加費用が発生します。床下に入れない構造の場合は特殊な工法が必要となり、通常の2倍以上の費用がかかることもあります。
第三に選択する工法です。バリア工法は1㎡あたり1,320〜3,000円ですが、ベイト工法は建物外周1mあたり3,000〜5,000円に加えて年間管理費が必要です。
第四に業者の業態です。インターネット仲介業者は価格競争力がある一方、大手企業は手厚いサービスと保証を提供するため高価格帯となります。
追加費用が発生するケースと注意点
追加費用が発生する主なケースは、見積もり時に確認できなかった被害の発見です。床下調査で目視できる範囲は限られており、施工開始後に壁内部や天井裏に被害が見つかることがあります。
この場合、追加の薬剤散布や木材交換が必要となり、5〜10万円の追加費用が発生します。
床下の補修工事も追加費用の要因です。湿気対策として防湿シート設置、換気扇設置、断熱材の交換などを提案されることがありますが、これらは必須ではありません。本当に必要な工事かどうか、複数業者に確認することをおすすめします。
訪問販売業者の中には、不要な工事を次々と提案して高額請求するケースがあります。見積書に「追加料金なし」と明記されているか、追加費用が発生する条件を事前に確認することが重要です。
契約前に不明点は全て質問し、納得してから契約しましょう。
シロアリ駆除業者おすすめ6選【2025年版】

信頼できるシロアリ駆除業者を選ぶことは、家を守るために最も重要です。2025年現在、全国には約3,000社のシロアリ駆除業者が存在しますが、その中から実績と信頼性の高い業者を厳選しました。
日本しろあり対策協会への加盟状況、施工実績、保証内容、口コミ評価を基準に選定しています。
ここで紹介する6社は、いずれも実在する業者で、明確な料金体系と充実した保証を提供しています。24時間対応の大手仲介業者から、自社施工100%の専門企業、個人業者とマッチングできるプラットフォームまで、ニーズに合わせて選択できます。
シロアリ110番|24時間365日対応で全国一律価格
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 1,320円/㎡(税込) |
| 対応エリア | 全国47都道府県 |
| 営業時間 | 24時間365日受付 |
| 保証 | 5年間保証 |
| 特徴 | 加盟店数2,270社、東証上場企業運営 |
シロアリ110番は、シェアリングテクノロジー株式会社が運営する日本最大級のシロアリ駆除仲介サービスです。全国2,270社の加盟店ネットワークを持ち、24時間365日いつでも相談できる体制が整っています。
2024年4月からは都道府県別の「シロアリ発生指数」を毎週更新し、地域ごとのリスクを可視化する取り組みも開始しました。
料金は全国一律1,320円/㎡(税込)で、30坪の一軒家なら約10万円から対応可能です。現地調査と見積もりは無料で、追加料金なしを明言しているため安心です。
加盟店の品質にはバラつきがあるため、担当業者のGoogleマップ口コミを必ず確認しましょう。5年間の保証付きで、定期点検も実施されます。
アサンテ|自社施工100%で手厚い保証
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 2,475円/㎡〜(税込) |
| 対応エリア | 全国主要都市 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(年中無休) |
| 保証 | 5年間保証、最大1,000万円の修理保証 |
| 特徴 | 自社施工100%、創業45年の実績 |
アサンテは創業45年の老舗シロアリ駆除専門企業で、自社施工100%にこだわっています。下請けに丸投げせず、自社の訓練を受けた技術者が直接施工するため、品質が安定しています。
日本しろあり対策協会の正会員で、しろあり防除施工士の資格保有者が多数在籍しています。
料金は2,475円/㎡からと大手の中では標準的ですが、5年間保証に加えて最大1,000万円の修理保証が付帯します。万が一シロアリ被害で建物に損害が出た場合、修理費用を保証してくれるため安心です。
定期点検も年1回無料で実施され、長期的なアフターサービスが充実しています。
サニックス|80万件の実績と1,000万円の修理保証
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 2,750円/㎡〜(税込) |
| 対応エリア | 全国(一部地域除く) |
| 営業時間 | 9:00〜18:00 |
| 保証 | 5年間保証、最大1,000万円の修理保証 |
| 特徴 | 累計80万件の施工実績、上場企業 |
サニックスは累計80万件以上の施工実績を持つ大手企業です。シロアリ駆除だけでなく、太陽光発電や住宅リフォームも手掛ける総合住宅メンテナンス企業として知られています。
東証スタンダード市場に上場しており、企業としての信頼性も高いです。
料金は2,750円/㎡からとやや高めですが、5年間保証と最大1,000万円の修理保証が付帯します。施工後の定期点検も充実しており、長期的な安心を求める方に適しています。
ただし、訪問販売での営業も行っているため、その場での即決は避け、必ず相見積もりを取ることをおすすめします。
ダスキン|全国531店舗のフランチャイズ網
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 2,475円/㎡〜(税込) |
| 対応エリア | 全国531店舗 |
| 営業時間 | 店舗により異なる |
| 保証 | 5年間保証 |
| 特徴 | 全国531店舗、知名度の高さ |
ダスキンは家事代行やハウスクリーニングで知られる大手企業ですが、シロアリ駆除サービスも提供しています。全国531店舗のフランチャイズネットワークを持ち、地域密着型のサービスが特徴です。
知名度が高く、初めて業者を利用する方でも安心感があります。
料金は2,475円/㎡からで、5年間保証が付帯します。ただし、フランチャイズ方式のため、店舗によって技術レベルや対応品質に差があることに注意が必要です。
依頼前に担当店舗のGoogleマップ口コミを確認し、評価の高い店舗を選ぶことをおすすめします。定期点検の頻度や内容も店舗によって異なるため、契約前に確認しましょう。
シロアリ1番!|首都圏特化で防除率99.73%
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 2,200円/㎡〜(税込) |
| 対応エリア | 東京、神奈川、埼玉、千葉 |
| 営業時間 | 9:00〜19:00 |
| 保証 | 5年間保証、防除率99.73% |
| 特徴 | 首都圏特化、しろあり防除施工士在籍 |
シロアリ1番!は首都圏に特化したシロアリ駆除専門業者です。防除率99.73%という高い実績を誇り、しろあり防除施工士の資格保有者が施工を担当します。
地域密着型のため、緊急時の対応も迅速で、最短即日での調査・施工が可能です。
料金は2,200円/㎡からで、首都圏の相場としては標準的です。5年間保証に加えて、年1回の無料定期点検が実施されます。
公式サイトではバリア工法とベイト工法の詳細な比較情報を提供しており、工法選択の参考になります。首都圏在住で、地域密着型の信頼できる業者を探している方におすすめです。
くらしのマーケット|個人業者と直接マッチング
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 業者により異なる(1,500〜3,000円/㎡程度) |
| 対応エリア | 全国 |
| 営業時間 | 業者により異なる |
| 保証 | 業者により異なる |
| 特徴 | 個人業者と直接取引、口コミ評価が豊富 |
くらしのマーケットは、個人業者と直接マッチングできるプラットフォームです。大手仲介業者と異なり、中間マージンが発生しないため、料金が比較的安く設定されています。
業者ごとに詳細な口コミ評価が掲載されており、実際の利用者の声を確認してから依頼できます。
料金は業者によって異なりますが、1,500〜3,000円/㎡程度が一般的です。保証内容や施工方法も業者ごとに異なるため、プロフィールと口コミを丁寧に確認することが重要です。
日本しろあり対策協会に加盟している業者、しろあり防除施工士の資格を持つ業者を選ぶことで、品質を担保できます。料金の安さと柔軟な対応を求める方に適しています。
信頼できるシロアリ駆除業者の選び方

シロアリ駆除業者は全国に約3,000社存在しますが、その中から信頼できる業者を見極めることが重要です。悪徳業者に依頼すると、高額請求や手抜き工事の被害に遭う可能性があります。
適正価格で確実な施工を受けるためには、明確な選定基準を持つことが必要です。
業者選びの基準として、日本しろあり対策協会への加盟、口コミ評価、相見積もり、自社施工の有無、資格保有者の在籍が挙げられます。これらの基準を満たす業者を選ぶことで、安心して依頼できます。
日本しろあり対策協会の加盟業者を選ぶ
日本しろあり対策協会は、シロアリ防除の技術研究と業界標準の設定を行う公益社団法人です。全国700社以上の業者が加盟しており、協会認定薬剤の使用、5年保証の提供、定期的な技術研修の受講が義務付けられています。
加盟業者を選ぶことで、一定水準以上の施工品質が保証されます。
協会のウェブサイトでは、都道府県別の加盟業者リストが公開されています。依頼を検討している業者が加盟しているか、事前に確認しましょう。
加盟業者は協会の倫理規定に従う義務があり、不当な高額請求や手抜き工事のリスクが低減されます。
ただし、加盟していれば全て安心というわけではありません。加盟業者の中にも品質にバラつきがあるため、口コミ評価や相見積もりと組み合わせて総合的に判断することが重要です。協会への加盟は信頼性の第一歩と考えましょう。
Googleマップの口コミを必ず確認する
Googleマップの口コミは、実際の利用者の生の声を確認できる最も信頼性の高い情報源です。2025年現在、消費者の多くが業者選びの際にGoogleマップの口コミを重視しています。
評価が4.0以上、口コミ件数が30件以上の業者を選ぶことをおすすめします。
口コミの内容も重要です。「料金が明確だった」「追加料金がなかった」「丁寧な説明があった」「5年保証が安心」といった具体的な評価が多い業者は信頼できます。
一方、「見積もりと違う料金を請求された」「連絡が取れなくなった」「効果がなかった」といった否定的な口コミが複数ある業者は避けるべきです。
ただし、口コミの中にはサクラや競合他社による誹謗中傷も含まれる可能性があります。極端に高評価ばかり、または低評価ばかりの業者は注意が必要です。複数の情報源を組み合わせて総合的に判断しましょう。
複数業者から相見積もりを取る
相見積もりは、適正価格を見極めるために必須です。最低でも3社から見積もりを取ることで、料金の相場感が掴めます。
1社だけの見積もりでは、その金額が適正かどうか判断できません。相見積もりを取ることで、極端に高い業者や安すぎる業者を見分けられます。
見積もりを依頼する際は、同じ条件で比較できるよう、建物の広さ、被害の状況、希望する工法を明確に伝えましょう。見積書の内容も詳細に確認します。
「一式」表記が多い見積書は要注意です。薬剤費、施工費、保証費用が明確に分かれているか、追加料金の有無が明記されているかをチェックします。
相見積もりを取る際は、シロアリ110番のような仲介業者、アサンテやサニックスのような大手企業、地域密着型の中小企業をバランスよく含めることで、価格帯とサービス内容の違いを比較できます。最安値だけでなく、保証内容やアフターサービスも含めて総合的に判断しましょう。
自社施工100%の業者を優先する
自社施工100%の業者は、下請けに丸投げせず、自社の訓練を受けた技術者が直接施工します。アサンテやシロアリ1番!のような専門業者は自社施工にこだわっており、施工品質が安定しています。
下請けに依頼する業者の場合、技術レベルにバラつきがあり、トラブルが発生しやすいです。
自社施工かどうかは、見積もり時に確認できます。「施工は自社の技術者が行いますか」と直接質問しましょう。自社施工の業者は、この質問に明確に答えられます。
また、施工後のアフターサービスも自社で対応するため、連絡が取りやすく、トラブル時の対応も迅速です。
仲介業者の場合、加盟店が施工を担当するため、品質にバラつきがあります。ただし、シロアリ110番のように加盟店の品質管理を徹底している業者もあります。仲介業者を利用する場合は、担当する加盟店の口コミを必ず確認しましょう。
しろあり防除施工士の資格保有者がいるか確認
しろあり防除施工士は、日本しろあり対策協会が認定する国家資格です。シロアリの生態、駆除方法、薬剤の知識、施工技術に関する試験に合格した技術者のみが取得できます。
資格保有者が在籍している業者は、専門知識と技術力が保証されています。
見積もり時に「しろあり防除施工士の資格保有者は何名在籍していますか」と質問しましょう。優良業者は複数名の資格保有者を抱えており、この質問に明確に答えられます。
資格保有者がいない業者は、専門性に欠ける可能性があるため避けるべきです。
資格保有者が施工を担当するかどうかも重要です。資格保有者が在籍していても、実際の施工は無資格者が行う業者もあります。「資格保有者が直接施工しますか」と確認し、可能であれば施工担当者の資格証を見せてもらいましょう。
バリア工法とベイト工法の違いと選び方

シロアリ駆除には大きく分けてバリア工法とベイト工法の2種類があります。それぞれ特徴、費用、効果が異なるため、自宅の状況や予算に合わせて選択することが重要です。
どちらの工法も日本しろあり対策協会が認定しており、適切に施工すれば5年間の効果が期待できます。
バリア工法は即効性が高く費用も比較的安い一方、薬剤散布量が多いです。ベイト工法は安全性が高く巣ごと駆除できますが、効果が出るまで時間がかかり費用も高めです。それぞれのメリットとデメリットを理解し、最適な工法を選びましょう。
バリア工法の特徴と費用相場
バリア工法は、床下や建物の基礎部分に薬剤を散布してシロアリの侵入を防ぐ方法です。日本で最も普及している工法で、施工実績が豊富です。
薬剤を散布することで化学的なバリア(防壁)を作り、シロアリの侵入経路を遮断します。施工後すぐに効果が現れ、既に侵入しているシロアリも駆除できます。
費用相場は1㎡あたり1,320〜3,000円、30坪の一軒家で10〜15万円が目安です。5年間の予防効果があり、日本しろあり対策協会認定薬剤を使用すれば安全性も確保されます。
ネオニコチノイド系やフェニルピラゾール系など、人体やペットへの影響が少ない低毒性薬剤が主流です。
デメリットは薬剤散布量が多いこと、床下に入る必要があること、施工中・施工後の換気が必要なことです。化学物質過敏症の方や、赤ちゃん・ペットがいる家庭では慎重な検討が必要です。
ただし、低臭性薬剤を使用すれば、施工後数時間の換気で通常通り生活できます。
ベイト工法の特徴と費用相場
ベイト工法は、建物の外周に毒エサ(ベイト剤)を設置し、シロアリに食べさせて巣ごと駆除する方法です。シロアリは仲間にエサを分け与える習性があるため、ベイト剤を巣に持ち帰らせることで、女王アリを含むコロニー全体を根絶できます。
薬剤散布がないため、安全性が非常に高いです。
費用相場は建物外周1mあたり3,000〜5,000円、30坪の一軒家(外周40m程度)で15〜20万円に加えて年間管理費が必要です。バリア工法の約1.5倍の費用がかかりますが、巣ごと根絶できるため再発リスクが低いです。
床下に入る必要がなく、臭いもないため、施工中も通常通り生活できます。
デメリットは効果が出るまで2〜3ヶ月かかること、定期的な点検・管理が必要なこと、年間管理費が発生することです。緊急性が高い場合には向いていません。
また、シロアリがベイト剤を食べるまで時間がかかるため、即効性を求める方にはバリア工法が適しています。
どちらの工法を選ぶべきか
工法の選択は、家庭の状況と優先事項によって決まります。バリア工法を選ぶべきケースは、費用を抑えたい、即効性を求める、既にシロアリ被害が確認されている、5年ごとの再施工で問題ない場合です。
30坪の一軒家で10〜15万円と比較的安価で、施工後すぐに効果が現れます。
ベイト工法を選ぶべきケースは、赤ちゃんやペットがいて安全性を最優先したい、床下に入れない構造の建物、巣ごと根絶して再発を防ぎたい、継続的な管理を受け入れられる場合です。
費用は高めですが、薬剤を使わないため健康への影響がほとんどありません。
実際には、両方の工法を組み合わせることも可能です。初回はバリア工法で迅速に駆除し、5年後の再施工時にベイト工法に切り替える方法もあります。業者に相談し、建物の構造、被害の状況、予算、安全性への要望を伝えて、最適な工法を提案してもらいましょう。
シロアリ駆除は自分でできる?DIYの限界

シロアリ駆除を自分で行うことは可能ですが、完全駆除は困難です。市販のシロアリ駆除剤は数ヶ月しか効果が持続せず、業者が使用する薬剤の5年間と比べて大きな差があります。
軽微な被害であればDIYで対応できますが、被害が進行している場合は業者に依頼することを強くおすすめします。
DIY駆除の費用は5〜11万円程度で、業者依頼の10〜17万円と大きな差はありません。床下作業の危険性、専門知識の必要性、失敗時の被害拡大リスクを考えると、業者依頼の方がコストパフォーマンスが高いと言えます。
DIY駆除が可能なケースと必要な道具
DIY駆除が可能なケースは、羽アリを数匹見かけた程度の初期段階、被害が一部の柱や床下に限定されている、床下に潜れる構造の建物である場合です。蟻道が数本確認できる程度であれば、市販の駆除剤で対応できる可能性があります。
必要な道具は、シロアリ駆除剤(液剤またはベイト剤)、噴霧器、防護服、マスク、ゴーグル、手袋、懐中電灯、床下に潜るための膝当てです。
ホームセンターやAmazonで購入でき、総額2〜3万円程度です。床下作業は狭く暗いため、安全装備を必ず着用しましょう。
施工手順は、床下に潜り被害箇所を確認、蟻道を除去、被害箇所と周辺に薬剤を散布、床下全体に予防薬剤を散布する流れです。作業時間は半日〜1日程度かかります。
床下の高さが60cm以下の場合、作業が非常に困難になるため、業者依頼を検討しましょう。
市販のシロアリ駆除剤の種類と効果
市販のシロアリ駆除剤には、液剤タイプとベイトタイプがあります。液剤タイプは床下や木材に直接散布するもので、即効性があります。
主な商品は「シロアリアース」「シロアリ退治スプレー」などで、価格は1本1,000〜3,000円です。効果は3〜6ヶ月程度と短く、定期的な再散布が必要です。
ベイトタイプは毒エサを設置してシロアリに食べさせる方法です。「シロアリハンター」「イカリ消毒 シロアリベイト」などがあり、価格は1セット5,000〜10,000円です。
効果が出るまで1〜2ヶ月かかりますが、巣ごと駆除できる可能性があります。ただし、業者が使用するベイト剤と比べて効果は劣ります。
市販薬剤の最大の問題は効果持続期間の短さです。業者が使用する日本しろあり対策協会認定薬剤は5年間効果が持続しますが、市販薬剤は数ヶ月で効果が切れます。そのため、年に数回の再散布が必要となり、長期的にはコストがかさみます。
DIYと業者依頼の費用比較
DIY駆除の費用は、薬剤代2〜3万円、道具代2〜3万円、防護服などの安全装備1万円で、合計5〜7万円程度です。ベイト工法を選択する場合は、ベイト剤が高額なため8〜11万円かかります。
一方、業者依頼の費用は30坪の一軒家で10〜17万円が相場です。
費用差は3〜10万円程度ですが、業者依頼には5年保証、定期点検、再発時の無料再施工が含まれます。DIYの場合、これらのサービスはなく、効果が出なかった場合は再度費用がかかります。
また、床下作業の危険性、失敗時の被害拡大リスクを考えると、業者依頼の方が総合的にコストパフォーマンスが高いです。
DIYで費用を抑えられるのは初回のみです。市販薬剤は効果が数ヶ月しか持続しないため、年に2〜3回の再散布が必要となり、5年間で10〜15万円かかります。業者依頼なら1回の施工で5年間効果が持続するため、長期的には業者依頼の方が経済的です。
DIY駆除をおすすめしない3つの理由
第一の理由は完全駆除が困難なことです。シロアリは床下だけでなく、壁内部、天井裏、浴室周辺など、目に見えない場所に広がっています。
素人が全ての被害箇所を特定することは不可能で、見落とした箇所から被害が拡大します。業者は専門機器を使って隠れた被害も発見し、確実に駆除します。
第二の理由は床下作業の危険性です。床下は狭く暗く、釘の突起や配管があり、怪我のリスクが高いです。また、カビや粉塵を吸い込むことで健康被害が出る可能性もあります。
防護服とマスクを着用しても、慣れない作業で事故が起こりやすいです。業者は安全装備と訓練を受けており、安全に作業できます。
第三の理由は失敗時の被害拡大リスクです。不適切な薬剤散布は、シロアリを刺激して別の場所に移動させる可能性があります。また、薬剤の濃度が不適切だと効果が出ず、時間だけが経過して被害が進行します。
業者は適切な薬剤と濃度で確実に駆除し、5年保証で再発にも対応します。DIYで失敗した場合、結局業者に依頼することになり、二重の費用がかかります。
シロアリ被害の初期症状と見分け方

シロアリ被害を早期に発見することで、駆除費用を抑え、建物への損害を最小限にできます。シロアリは目に見えない場所で活動するため、初期症状を見逃しがちです。
羽アリの発生、蟻道の出現、床のきしみ、木材の空洞化などの兆候があれば、すぐに専門業者の無料調査を依頼しましょう。
日本のシロアリ被害の92%はヤマトシロアリによるもので、4〜5月に羽アリが発生します。この時期に羽アリを見かけたら、シロアリが建物内に生息している可能性が高いです。早期発見・早期対応が、家を守る最善の方法です。
羽アリの発生時期と特徴
羽アリはシロアリの成虫で、新しいコロニーを作るために巣から飛び立ちます。ヤマトシロアリの羽アリは4月下旬〜5月(東北・北海道は6月)の午前9時〜正午に発生します。
発生条件は気温24℃以上、湿度60%以上、雨上がりの晴れまたは薄曇りです。黒く透き通った羽を持ち、寸胴体型で、羽が抜けやすいのが特徴です。
イエシロアリの羽アリは6〜7月の夕方〜夜間に発生します。走光性があり、外灯や室内灯に集まります。ヤマトシロアリより大型で、コロニー規模が50〜100万匹と大きく、被害が広範囲に及びます。千葉県以西の海岸沿いの暖かい地域に生息しています。
羽アリを見かけたら、すぐに業者の無料調査を依頼しましょう。羽アリの発生は、建物内にシロアリのコロニーが存在する明確な証拠です。放置すると被害が急速に拡大し、修繕費用が数百万円に及ぶこともあります。羽アリを掃除機で吸い取るだけでは根本的な解決にはなりません。
蟻道の見つけ方
蟻道はシロアリが作るトンネル状の通路で、土や木屑、排泄物を固めて作られます。幅5〜10mm、茶色または灰色で、基礎や柱の表面に沿って伸びています。
シロアリは乾燥と光を嫌うため、蟻道を作って移動します。蟻道の存在は、シロアリが活動している確実な証拠です。
蟻道は基礎と土台の接合部、床下の束柱、浴室やトイレの周辺、玄関ポーチの下などで見つかります。外壁に沿って地面から上に伸びている場合もあります。
定期的に建物の周囲を点検し、蟻道がないか確認しましょう。蟻道を見つけたら、壊さずに業者に連絡してください。壊すとシロアリが警戒して別の場所に移動する可能性があります。
蟻道の有無は素人でも確認できますが、床下の蟻道は懐中電灯で床下を覗き込む必要があります。床下点検口がない場合や、床下に潜れない構造の場合は、業者の無料調査を利用しましょう。専門業者は床下カメラや内視鏡を使って、隅々まで点検します。
床のきしみや柱の空洞化
床のきしみは、シロアリが床下の木材を食害している兆候です。特に浴室、トイレ、キッチンなど水回りの床がふわふわする、沈む感じがする場合は要注意です。
シロアリは湿気を好むため、水回りから被害が始まることが多いです。床を踏んだときに通常とは異なる感触があれば、床下の木材が食害されている可能性があります。
柱の空洞化も深刻な症状です。柱を叩いたときに空洞音がする、柱の表面が柔らかくなっている、柱の根元に木屑が落ちている場合は、内部が食害されています。
シロアリは木材の表面を残して内部を食べるため、外見上は問題なく見えても、内部が空洞化していることがあります。
これらの症状が出ている場合、被害はかなり進行しています。早急に業者の調査を依頼し、駆除と木材補修を行う必要があります。放置すると建物の耐震性が低下し、地震時に倒壊するリスクが高まります。修繕費用も数十万円〜数百万円に及ぶため、早期発見・早期対応が重要です。
無料床下調査を依頼するタイミング
無料床下調査を依頼すべきタイミングは、羽アリを見かけた、蟻道を発見した、床がきしむようになった、新築から5年経過した、前回の駆除から5年経過した場合です。
これらの状況に一つでも該当すれば、すぐに調査を依頼しましょう。調査は無料で、所要時間は30分〜1時間程度です。
調査では、床下に潜ってシロアリの有無、被害の範囲、湿気の状態、換気の状況を確認します。調査結果を写真付きで報告してもらい、被害がある場合は見積もりを提示されます。
複数業者に調査を依頼し、被害状況の説明が一致するか、見積もりが適正かを比較しましょう。
注意すべきは、訪問販売業者による無料調査です。不安を煽って高額な契約を迫るケースがあります。訪問販売業者の無料調査は断り、自分で信頼できる業者を選んで依頼しましょう。日本しろあり対策協会加盟業者、Googleマップで評価の高い業者を選ぶことで、適切な調査と提案が受けられます。
悪徳業者の見分け方と対策

シロアリ駆除業界には残念ながら悪徳業者も存在します。不安を煽って高額な契約を迫る、見積もりと異なる料金を請求する、手抜き工事を行うなどの被害が報告されています。
悪徳業者の手口を知り、見分け方を理解することで、被害を未然に防ぐことができます。
悪徳業者は訪問販売で営業し、その場での契約を迫ることが多いです。日本しろあり対策協会に加盟していない、しろあり防除施工士の資格保有者がいない、見積書が不明瞭などの特徴があります。これらの兆候を見逃さず、冷静に判断しましょう。
訪問販売で不安を煽る業者に注意
悪徳業者の典型的な手口は、訪問販売で不安を煽ることです。「今日だけ無料キャンペーン」「ご近所でシロアリ被害が出ている」「役所から委託されて点検に来た」などと嘘をつき、無料点検から契約に持ち込みます。
点検後に「このままでは家が倒壊する」「今すぐ駆除しないと手遅れになる」と脅し、高額な契約を迫ります。
対策は、訪問販売業者を自宅に上げないことです。インターホン越しに「結構です」と断りましょう。もし点検を受けてしまった場合でも、その場で契約してはいけません。
「家族と相談します」「他の業者にも見積もりを依頼します」と伝え、必ず複数業者と比較しましょう。
訪問販売で契約した場合、クーリングオフ制度が適用されます。契約書を受け取った日から8日以内であれば、無条件で契約を解除できます。クーリングオフの通知は書面で行い、特定記録郵便または内容証明郵便で送付しましょう。不安な場合は消費生活センターに相談してください。
極端に安い見積もりのリスク
極端に安い見積もりを提示する業者も要注意です。相場の半額以下、例えば30坪で5万円以下の見積もりは、手抜き工事や追加料金請求のリスクがあります。
安い見積もりで契約を取り、施工後に「追加の被害が見つかった」「この作業は見積もりに含まれていない」と言って追加料金を請求する手口です。
手抜き工事のケースでは、薬剤を規定量散布しない、一部の箇所しか施工しない、効果の低い薬剤を使用するなどの問題があります。施工後すぐは問題なく見えても、数ヶ月後にシロアリが再発し、結局再施工が必要になります。安さだけで業者を選ぶことは危険です。
適正価格は1㎡あたり1,320〜3,000円、30坪で10〜17万円です。この範囲を大きく下回る見積もりには理由があります。見積もり時に「なぜこの価格で提供できるのか」を質問し、納得できる説明がない業者は避けましょう。安さより、保証内容、施工品質、アフターサービスを重視することが重要です。
追加料金なしを明言しているか確認
追加料金の有無は契約前に必ず確認すべき重要事項です。優良業者は見積もり時に「追加料金は一切発生しません」と明言し、見積書にも記載します。
一方、悪徳業者は追加料金について曖昧な説明をし、施工後に高額な追加請求を行います。
追加料金が発生するケースは、見積もり時に確認できなかった被害の発見、床下の状態が予想以上に悪い、木材補修が必要などです。これらのケースでも、優良業者は施工前に状況を説明し、追加費用の見積もりを提示して承諾を得ます。
無断で追加作業を行い、後から請求することはありません。
契約書には「追加料金が発生する条件」を明記してもらいましょう。「一切追加料金なし」または「追加作業が必要な場合は事前に見積もりを提示し、承諾を得る」という記載があれば安心です。曖昧な記載や口頭での約束だけでは、トラブル時に証拠がありません。必ず書面で確認しましょう。
見積書の「一式」表記に要注意
見積書の「一式」表記が多い業者は要注意です。「シロアリ駆除一式 15万円」のように、内訳が不明瞭な見積書では、何にいくらかかっているのか分かりません。悪徳業者は「一式」表記を使って、実際の作業内容や費用を隠します。
優良業者の見積書は、薬剤費、施工費、保証費用が明確に分かれています。例えば「薬剤費(ネオニコチノイド系):3万円」「施工費(50㎡):10万円」「5年保証費用:2万円」のように、項目ごとに金額が記載されています。この透明性が、信頼できる業者の証です。
見積書を受け取ったら、不明な項目は全て質問しましょう。「この費用は何の作業ですか」「薬剤の種類と量を教えてください」「保証の範囲を具体的に説明してください」と確認します。
明確に答えられない業者は避けるべきです。複数業者の見積書を比較し、最も透明性の高い業者を選びましょう。
シロアリ駆除の保証内容と5年メンテナンス

シロアリ駆除の保証は、施工後の安心を得るために重要です。業界標準は5年保証で、この期間内にシロアリが再発した場合、無料で再施工を受けられます。
保証内容、定期点検の頻度、再施工の条件を契約前に確認し、書面で受け取ることが重要です。
日本しろあり対策協会認定薬剤の効果は5年間持続します。そのため、新築から5年ごと、または前回の駆除から5年ごとに予防メンテナンスを行うことで、シロアリ被害を防ぎ続けることができます。長期的な視点で家を守りましょう。
5年保証が業界標準の理由
5年保証が業界標準である理由は、日本しろあり対策協会認定薬剤の効果持続期間が5年間だからです。認定薬剤は厳格な審査を経て、5年間の防蟻効果が確認されています。そのため、適切に施工すれば5年間はシロアリの侵入を防げます。
5年保証の内容は、保証期間内にシロアリが再発した場合の無料再施工、定期点検の実施、被害が出た場合の修理保証(業者による)です。
アサンテやサニックスのような大手企業は、最大1,000万円の修理保証を提供しており、万が一シロアリ被害で建物に損害が出た場合、修理費用を保証してくれます。
保証書は必ず受け取り、大切に保管しましょう。保証書には、保証期間、保証範囲、再施工の条件、連絡先が記載されています。保証期間中に異変を感じたら、すぐに業者に連絡して点検を依頼してください。早期対応が、被害を最小限に抑える鍵です。
無料定期点検の重要性
無料定期点検は、シロアリの早期発見と予防のために重要です。優良業者は年1回の無料定期点検を実施し、床下の状態、シロアリの有無、湿気の状態を確認します。点検結果は報告書として提供され、問題があれば早期に対応できます。
定期点検では、蟻道の有無、木材の状態、薬剤の効果、床下の湿気、換気の状況を確認します。シロアリは環境の変化に応じて侵入経路を変えるため、定期的な点検で新たな被害を早期発見できます。点検は30分〜1時間程度で、立ち会いも可能です。
定期点検を実施しない業者は、アフターサービスが不十分です。契約前に「定期点検は何回実施されますか」「点検費用は無料ですか」「点検結果はどのように報告されますか」を確認しましょう。定期点検が充実している業者は、長期的な信頼関係を重視しており、安心して任せられます。
再発時の無料再施工の条件
再発時の無料再施工には条件があります。一般的な条件は、保証期間内であること、定期点検を受けていること、建物の構造変更や増改築を行っていないこと、自然災害による被害でないことです。これらの条件を満たせば、無料で再施工を受けられます。
定期点検を受けていない場合、保証が無効になることがあります。業者から点検の案内が来たら、必ず受けるようにしましょう。
また、増改築やリフォームを行った場合は、業者に連絡して保証の継続について確認してください。構造変更により新たな侵入経路ができた場合、追加施工が必要になることがあります。
再発が確認された場合は、すぐに業者に連絡しましょう。業者が現地調査を行い、再発の原因を特定します。施工不良による再発であれば無料で再施工されますが、新たな侵入経路からの被害や、建物の構造的な問題による再発の場合は、追加費用が発生することもあります。保証内容を事前に理解し、疑問点は契約前に確認しましょう。
シロアリ駆除のベストな時期はいつ?

シロアリ駆除は年中対応可能ですが、羽アリが発生する4〜7月は依頼が集中します。この時期は業者が繁忙期を迎え、予約が取りにくくなります。
羽アリを発見したらすぐに対処すべきですが、予防的な駆除であれば閑散期の8〜3月に依頼することで、スムーズな対応が期待できます。
新築から5年ごと、または前回の駆除から5年ごとの予防メンテナンスが理想的です。薬剤の効果が切れる前に再施工することで、シロアリの侵入を防ぎ続けることができます。計画的なメンテナンスが、家を長期的に守る秘訣です。
羽アリ発生の4〜7月が依頼のピーク
羽アリ発生の4〜7月はシロアリ駆除の依頼がピークを迎えます。ヤマトシロアリの羽アリは4月下旬〜5月、イエシロアリの羽アリは6〜7月に発生するため、この時期に羽アリを見かけた人が一斉に業者に連絡します。
業者の予約は数週間待ちになることもあり、緊急対応が難しくなります。
繁忙期に依頼する場合は、複数業者に連絡して最も早く対応できる業者を選びましょう。ただし、焦って悪徳業者に依頼しないよう注意が必要です。日本しろあり対策協会加盟業者、Googleマップで評価の高い業者を優先し、信頼性を確保しましょう。
繁忙期は料金が高くなることはありませんが、業者の対応が慌ただしくなる可能性があります。丁寧な説明や柔軟な対応を求める場合は、閑散期の8〜3月に依頼することをおすすめします。閑散期は予約が取りやすく、業者もじっくりと対応してくれます。
年中対応可能だが発見したらすぐ対処
シロアリ駆除は年中対応可能です。シロアリは一年中活動しており、冬でも床下の温度が保たれていれば食害を続けます。そのため、シロアリ被害を発見したら季節に関係なくすぐに対処することが重要です。
放置すると被害が進行し、修繕費用が増大します。
羽アリを見かけた、蟻道を発見した、床がきしむようになったなどの兆候があれば、すぐに業者の無料調査を依頼しましょう。調査は無料で、所要時間は30分〜1時間程度です。被害が確認されれば、早急に駆除を行います。早期発見・早期対応が、家を守る最善の方法です。
予防的な駆除であれば、閑散期の8〜3月がおすすめです。この時期は業者の予約が取りやすく、じっくりと相談できます。また、複数業者から相見積もりを取る時間的余裕もあります。計画的に予防メンテナンスを行うことで、シロアリ被害を未然に防ぎましょう。
新築から5年ごとの予防メンテナンス
新築住宅には建築時にシロアリ予防処理が施されていますが、その効果は5年間です。新築から5年が経過したら、予防メンテナンスを行うことをおすすめします。
薬剤の効果が切れる前に再施工することで、シロアリの侵入を防ぎ続けることができます。
予防メンテナンスの費用は、駆除と同じく1㎡あたり1,320〜3,000円です。30坪の一軒家で10〜15万円が目安となります。5年ごとに予防メンテナンスを行うことで、長期的にはシロアリ被害を防ぎ、修繕費用を抑えられます。家を長持ちさせるための必要な投資と考えましょう。
前回の駆除から5年が経過した場合も、同様に予防メンテナンスが必要です。業者から定期点検の案内が来たら、被害がなくても再施工を検討しましょう。薬剤の効果が切れてから被害が出るまでの期間は短く、発見時には既に被害が進行していることが多いです。計画的なメンテナンスで、安心して暮らせる家を維持しましょう。
シロアリ駆除の費用を安く抑える5つの方法

シロアリ駆除の費用を安く抑える方法はいくつかあります。ただし、極端に安い業者を選ぶことは手抜き工事のリスクがあるため避けるべきです。
適正価格の範囲内で、賢く費用を抑える方法を実践しましょう。相見積もり、早期対応、セット依頼、インターネット仲介業者の活用、補助金制度の利用が有効です。
これらの方法を組み合わせることで、3〜5万円程度の費用削減が可能です。ただし、費用だけでなく保証内容やアフターサービスも重視し、総合的にコストパフォーマンスの高い業者を選びましょう。
相見積もりで適正価格を見極める
相見積もりは費用を抑える最も効果的な方法です。最低でも3社から見積もりを取ることで、料金の相場感が掴め、極端に高い業者や安すぎる業者を見分けられます。相見積もりを取ることを業者に伝えると、競争意識から料金を下げてくれることもあります。
見積もりを依頼する際は、シロアリ110番のような仲介業者、アサンテやサニックスのような大手企業、地域密着型の中小企業をバランスよく含めましょう。業態別に価格帯が異なるため、比較することで最適な業者が見つかります。見積もりは無料で、現地調査も無料です。
見積もりを比較する際は、料金だけでなく保証内容、定期点検の頻度、使用薬剤の種類、追加料金の有無を確認しましょう。最安値の業者が必ずしも最良とは限りません。総合的に判断し、コストパフォーマンスの高い業者を選ぶことが重要です。
被害が小さいうちに早期対応する
被害が小さいうちに早期対応することで、費用を大幅に抑えられます。初期段階であれば標準料金で済みますが、被害が広範囲に及ぶと追加の薬剤散布や木材補修が必要となり、費用が1.5〜2倍に増加します。
羽アリを見かけたら、すぐに業者の無料調査を依頼しましょう。
木材補修が必要になると、駆除費用に加えて数十万円〜数百万円の修繕費用がかかります。柱や床下の木材が食害されている場合、構造的な補強が必要となり、大規模なリフォームが必要になることもあります。早期発見・早期対応が、長期的な費用削減につながります。
定期的なセルフチェックも有効です。年に1〜2回、建物の周囲を点検し、蟻道がないか、羽アリの痕跡がないかを確認しましょう。床下点検口があれば、懐中電灯で床下を覗いてみることもおすすめです。異変を感じたら、すぐに業者に相談しましょう。
駆除と予防をセットで依頼する
駆除と予防をセットで依頼することで、割引を受けられることがあります。多くの業者は、駆除後の予防処理を同時に行うことで、作業効率が上がり、費用を抑えられます。別々に依頼するより、セットで依頼した方が3〜5万円程度安くなることがあります。
駆除後の予防処理は、再発を防ぐために重要です。駆除だけでは、新たなシロアリが侵入する可能性があります。予防処理を行うことで、5年間の防蟻効果が得られ、安心して暮らせます。見積もり時に「駆除と予防のセット料金はありますか」と質問しましょう。
また、複数の建物(母屋と離れ、自宅と実家など)をまとめて依頼することでも割引を受けられることがあります。業者にとっては一度に複数件の契約が取れるため、料金交渉がしやすくなります。家族や親戚と相談し、まとめて依頼することを検討しましょう。
インターネット仲介業者を活用する
インターネット仲介業者は、大手企業や地域密着型業者より料金が安い傾向があります。シロアリ110番は1㎡あたり1,320円と、業界最安値クラスの料金を提供しています。加盟店ネットワークを活用することで、中間マージンを抑え、低価格を実現しています。
くらしのマーケットも、個人業者と直接取引できるため、中間マージンが発生せず料金が安いです。業者ごとに料金と口コミが掲載されており、比較しやすいです。ただし、加盟店や個人業者の品質にはバラつきがあるため、口コミ評価を丁寧に確認することが重要です。
仲介業者を利用する際は、担当する加盟店が日本しろあり対策協会に加盟しているか、しろあり防除施工士の資格保有者がいるかを確認しましょう。料金の安さだけでなく、品質も確保することで、安心して依頼できます。
自治体の補助金制度を確認する
一部の自治体では、シロアリ駆除に対する補助金制度を提供しています。補助金額は自治体によって異なりますが、数万円程度の補助を受けられることがあります。お住まいの市区町村の公式サイトで「シロアリ駆除 補助金」と検索し、制度の有無を確認しましょう。
補助金の申請には、業者の見積書、施工完了報告書、領収書などの書類が必要です。申請期限や条件も自治体によって異なるため、事前に確認してください。補助金制度がある場合は、駆除費用を数万円抑えられるため、積極的に活用しましょう。
また、住宅ローン減税やリフォーム減税の対象となることもあります。シロアリ駆除が住宅の維持管理に該当する場合、確定申告で控除を受けられる可能性があります。税理士や税務署に相談し、適用可能な制度を確認しましょう。
よくある質問
- シロアリ駆除の効果は何年持続しますか?
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日本しろあり対策協会認定薬剤を使用した場合、効果は5年間持続します。そのため、新築から5年ごと、または前回の駆除から5年ごとに予防メンテナンスを行うことが推奨されます。
- 赤ちゃんやペットがいても安全ですか?
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日本しろあり対策協会認定薬剤は安全性が確認されており、赤ちゃんやペットがいても問題ありません。ネオニコチノイド系など低毒性薬剤を使用すれば、さらに安心です。施工後は数時間の換気を行いましょう。
- シロアリ駆除後に家を空ける必要はありますか?
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基本的に家を空ける必要はありません。低臭性薬剤が主流で、施工後2〜3時間の換気で通常通り生活できます。ベイト工法の場合は薬剤散布がないため、換気も不要です。
まとめ
シロアリ駆除の費用相場は1㎡あたり2,153円、30坪の一軒家で10〜17万円が目安です。信頼できる業者を選ぶためには、日本しろあり対策協会への加盟、Googleマップの口コミ確認、相見積もりが重要です。
バリア工法は即効性と費用面で優れ、ベイト工法は安全性が高いという特徴があります。
羽アリの発生、蟻道の出現、床のきしみなどの初期症状を見逃さず、早期に対応することで被害を最小限に抑えられます。悪徳業者の手口を知り、訪問販売や極端に安い見積もりには注意しましょう。
5年保証と定期点検が充実した業者を選び、長期的に家を守ることが大切です。相見積もり、早期対応、セット依頼、補助金活用で費用を抑えつつ、適正価格で確実な施工を受けましょう。
