作業例:戸建

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作業例:戸建

戸建での作業例をご紹介します。

1.ゴキブリの侵入ルートを調査

作業の第一歩は、現在の状況を確認するところからです。ゴキブリの侵入ルートはある程度限られてくるため、予測されるポイントの状態を見ていきます。おもにはキッチンや洗面所の排水口付近や、エアコンの室外機に通じるホース部分などです。

画像ではわかりづらいですが、シンクの下に、墨汁を流したような汚れを発見。これは「ローチスポット」と呼ばれるゴキブリの尿の痕跡です。

さらに、排水口付近の底板を外して調べると、ゴキブリの死骸の一部が見つかりました。

今回のお住まいは、現在、ゴキブリの出現はないとのことでしたが、過去にはゴキブリがいた痕跡が発見されました。現在の被害がないことから、住み着いたり、繁殖したりはしていませんが、ゴキブリが侵入してくる余地はあるということです。きっちりとした予防を行うべき状態であることが確認されました。

戸建の場合、建物の外周をチェックします。家の土台部分にある床下の通気口や、壁面に開いている換気扇の排出口などが侵入ルートになりやすいためです。

今回のお住まいは隣家との間の距離が短く、外周を歩くことができませんでしたが、のぞきこむなどして状況を確認します。

2.予測される侵入ルートを「閉塞」

侵入口・ルートの調査結果をもとに、侵入口をふさぐ「閉塞」の施工を行っていきます。ゴキブリが侵入してくるであろう箇所を予測して、あらかじめ閉じてしまう対処です。

洗面台の下の排水口付近が侵入口となるおそれがあったため、閉塞を行いました。

今回のように、建物によっては、外周には施工ができない場合もあります。措置が必要な箇所に近づけない場合も、建物の構造から考えて、家の内側から施工するなどして、対策をプランニングします。

3.万一の侵入に備えて「ベイト剤」を塗布

予測される侵入口の閉塞は行いましたが、ゴキブリは偶然に入り込む場合もあります。玄関のドアや窓が開いている場合もありますし、荷物にまぎれて運び込まれるケースもあります。そこで、もしもゴキブリが入ってきてしまったとしても、そのまま家に住み着いたり、繁殖できない対策を施します。

具体的にはベイト剤という薬剤を、ゴキブリが来そうな場所につけておきます。ベイト剤はゴキブリが食べると死ぬタイプの薬剤です。

シンク下などの目立たない箇所にベイト剤をつけていきます。わずかな量で効果を発揮しますので、目立ちませんし、においなどもありません。

4.床下や外周に薬剤を散布

さらに、閉塞工事とは別に、家の外側からゴキブリが入り込むのを防げるような措置を行います。家の外側への薬剤の散布です。今回は、床下点検口からの床下へのMC剤散布と、建物外周への粒剤散布を行いました。これらの薬剤が、外からやってくるゴキブリに対する「防壁」となってくれます。

床下点検口からのMC剤散布。MC(マイクロカプセル)剤とは、目に見えないほど小さなカプセルに有効成分を閉じ込めた薬剤で、ゴキブリが散布場所の上を歩くと効果を発揮します。カプセル化されていることで、乾燥に強く長持ちします。

家の外周には粒剤を散布しました。粒剤は固形の薬剤で、気になるにおいなどはありません。

5.作業完了!

以上で作業終了です。2時間少々の作業となりました。
作業内容は状況によって変わりますので、手順や使用する機材・薬剤は異なります。以上は参考例ということでご理解ください。